内容説明
仕事、勉強、自立、恋愛……何かを始める前、決める前、そしてそこで悩んだときに。『天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。』著者、最新書き下ろし!本の中で見つけた、“20代の道しるべになる言葉”!「私は20代で何度も、自分の無力さを痛感しました。これ以上前に進めないと思ったことも、何度もありました。20代には誰にもきっと、私が経験したような“大きな波”がやってくるでしょう。「がんばる」だけでは乗り切れなくなる瞬間。そんなとき、どう考え、どう行動すればよいか――私自身の経験も振り返り、この本を書きました」 山口真由
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
伶夜
10
何かを選ぶということは「もう戻らない。もう引き返さない」と、覚悟を決めるということなのです。(本文より) これは私も就職する前からずっと思ってる。 今年、30になるけどどんなことが書いてあるか気になったので借りてみた本。2019/03/12
haruka
8
山口真由さんの、ハイスペック女子のため息というコラムが面白くてこちらも手に取った。読書家の彼女が本の中で見つけた、自分を助けてくれた言葉たち。守れる範囲の現実的な誓いをたて、自分との約束は必ず守る。覚悟を決めて選んだ道なら引き返さない…。アーチャーやフォーサイス等、私がただ面白いなと読んでいた小説から、そんな深い面まで感じ取れる洞察力がすごい。その角度で読んだの…と尊敬。東大首席の看板を10年も使う自分に病んだとあったけど、私なら150年は使う。自分に厳しすぎてちょっと大変そうな彼女でもあった。2019/06/17
しょうち
1
東大首席の考え方はどのようなものなのかを知れたらと思って買った本。やはり目標を達成するためにすべきことを徹底してる。特別な存在になることがなによりの快感なんだろう。自分にはここまで出来ないけど、少しは頑張らないと。2015/08/18
井戸
0
東大主席、官僚、弁護士、これでもかというくらいの肩書を持つ著者の読書経験から20代の助けになったものを厳選して紹介してくれている一冊。本に綴られている言葉とその背景だけでなく、自身の経験も一緒に描かれているので著者の送ってきた人生を一部垣間見ることができる。多くの経験において、もし自分が同じ境遇にあれば心が折れてしまっただろうなと思うような重い負荷が筆者にかかっていたことが推察される。そんないくつもの修羅場を支えてくれた言葉の数々であることを思うと、読んでいる自分の底から力が湧いてくるように感じた。2019/10/21