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内容説明
「経営方針が実行されない」「経営と現場、部門間に壁がある」「仕組みやルールの形骸化」--これらは限られた範囲では最適だが、会社全体として見れば極めて非効率な「部分最適」の状態にある場合が多い。著者は組織風土改革を専門とするスコラ・コンサルトで大手企業を中心に数多くの組織体質の改善、大企業病の治療にあたってきた。「全体最適」で会社が生まれ変わっていくプロセスと具体的ノウハウを成功事例を交えて解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takateru Imazu
1
会社が生まれ変わる「全体最適」マネジメント 2016/3/26 著:石原 正博 「ほとんどの社員は、社長が何をしたいのかを知らない。」 「トップが何をしたいのか」。これは経営が目指す目的そのものとなる。そしてそれが理解されないまま、仕組みやルールといった手段だけが講じられたとしても、目的なき手段は本来の機能を発揮することが出来ない。 そして「手段の目的化」という状態を作り出し、部分最適の問題を引き起こしてしまう。 本書の構成は以下の6章から成る。 ①「全2018/03/09
Tomotaka Nakamura
0
非常に参考になる本だ。特に「伝え方」にこだわった記述が非常に役に立った。2016/09/03
hirotow
0
ビジョン・仕組み・ヒトがクロスしたときに初めて全体最適化が可能になるが、多くの会社は一人称視点で語られるビジョンの浸透が欠けており、仕組みが独り歩きしている。仕組みを考える上では、その拠り所となるビジョンを明確にし、抱合せで展開していく必要がある。2019/07/05
ひろみ
0
ビジョンを具体的に丁寧に社員に説明をするという必要性。SWOT分析やPDCAサイクルをきちんと。 手段の目的化をなくし、部分最適に陥らないことの大切さ。全体最適のために5%を捨てる覚悟。2019/01/31
NARU
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仕事の参考に読了。驚くような内容はないけれど、普段大規模な日本的組織の中で働く中で、自身の中に生まれていた違和感や不安を、綺麗に構造化/言語化されており、思考の整理に役立ちました。2018/08/05