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内容説明
2016年2月、米フォーブス誌が100年の歴史で初となる“ベスト・スモール・カンパニーズ・イン・アメリカ(優良中小企業ランキング)”を掲載した。次々とグラつく大企業をよそに、規模が何百倍もの大企業を食う勢いで成長する中小企業に注目が集まっているのだ。そんなスモール・ジャイアンツ(小さな巨人)たちの共通点が、コア・バリュー経営である。今、企業が生き残りをかけて追うべきは、企業規模でも売上高でもなく「いかに顧客や社員に愛されるか」だといったら、あなたは信じるだろうか? しかし、本書内の数々の事例が示しているとおり、「いかに愛され、応援されるか」を重視した価値観経営を行う会社は、成長率も社員のモチベーションの高さも離職率も、大企業を凌ぐという結果が出ている。成長中の日米企業事例を豊富に織り交ぜつつ、コア・バリューの経営手法を実践的なステップに落とし込んで解説する画期的な書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tkokon
4
【コア・バリュー】コアバリューの構成要素「顧客に対する姿勢」「従業員に対する姿勢」「仕事に対する姿勢」「革新と変化に対する姿勢・方針」「事業戦略」の5つ。そして、本書で紹介される企業の全てがこれらのバリューを「本気で」社員に求める。顧客に感動を与えるために大きな裁量権を与えたり、高校生のアルバイトにまで価値観教育をしたり、コアバリューについての綿密なサーベイを行ったり。●社員に対して求めるものが「従順さ・勤勉さ」から「主体性・情熱・創造力」に変わる。マネジメントも当然変わる。(Kindle)2016/10/08
Micky
3
よくある本の一つですが、今回はザッポスに焦点を当てています。社員と共有するコアバリューがキーワード。これはわかっている経営者は多いので特に強調することはないでしょうがやはり実践し社風にする難しさがあり、ほとんどできていません。読んでみて、これなら出来るという実感はつかめませんでした。簡単ならどこでもやってます。その意味ザッボスは立派。が、ここで悩みます。では何故ザッボスは身売りしたんですか。やはり経営者のエゴですかね。2016/08/22
わお!
1
《目標》 ・経営者の目線を学ぶ。《今後の行動》 ・特になし。《感想》・アメリカの中小企業のうち、「コア・バリュー」=「核となる価値観」のしっかりした会社を紹介。また「コア・バリュー」の導入の仕方についても説明する本。・お客様を幸せにすることがコアバリューであるザッポスは、コールセンターに大きな権限を与え、担当にお客様をHAPPYにする為に自由に働ける企業風土を形成している。2016/06/03
Great Eagle
0
米国の中小企業の何が優れた部分かをコアバリューという企業理念を実践しているからだとする内容。素直に読めばそうかもと読める内容。2016/07/25
もずく酢
0
個の国アメリカで、大手でなくてもベンチャーでなくても、社員が一丸になる。これはとても興味深い。 日本はチームワーク、すり合わせの国、と言われつつ、ただ飼われているだけの社畜も多い。 自分の仕事に誇りを持ち、世の中に尽くす集団にいる事が楽しいと思えたら、一人一人のやりがいと働きやすさがより良いチームワークになり、会社の推進力になるのかもしれない。 この本に書いてある事が正解かどうかは分からないが、試行錯誤の中で、世の中が生きやすくなって行けば良いと思う。2022/07/16