「幕末維新」の不都合な真実

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「幕末維新」の不都合な真実

  • 著者名:安藤優一郎
  • 価格 ¥799(本体¥727)
  • PHP研究所(2016/04発売)
  • 夏至&父の日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/21)
  • ポイント 175pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569765426

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内容説明

幕末維新のターニングポイントとなった「江戸城無血開城」。江戸の都市を壊滅から救い、日本の内乱を最小限に抑えた大英断は、今も“美談”として高く評価されるが、果たして本当だろうか? 実は、新政府軍が幕府軍を打ち破った鳥羽・伏見の戦い後も、江戸城の無血開城後も情勢は混沌――。どちらに“勝利の女神”がほほ笑むかは分からなかった。なぜなら、徳川家の猛烈な巻き返しに遭った新政府側は、「江戸城を徳川家に返還する」ことまで覚悟したからである。本書は、「江戸城無血開城」の立役者である西郷隆盛と勝海舟に注目し、江戸の攻防戦に秘められた“不都合な真実”の数々を描き出す。そして、「彰義隊の戦い」こそが天下分け目の決戦だったのであり、「新政府側が勝つべくして勝ち、徳川方が負けるべくして負けた」という幕末維新の定説をも覆していく。新時代をめぐる、逆転に次ぐ大逆転! 本当に追い詰められたのは、新政府だった!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

18
巷に伝わる勝と西郷の巨人たちの話し合いのみで江戸開城した美談というわけではないことがわかります。交渉の虚々実々さとその背景は面白かったです。2024/04/18

りょちみ

11
これまでは、新政府軍の圧倒的軍事力で徳川幕府を倒し、穏便に江戸城を明け渡し明治が始まる…というテンプレートのままに理解していましたが、江戸城の明け渡し、彰義隊との戦いの裏に様々な駆け引きが存在していたとは思いもみませんでした。西郷と勝ばかりでなく、公家、天璋院や諸藩の思惑が錯綜し江戸城開城が実現。戊辰戦争の後半、奥羽越列藩同盟との戦いは残党の討伐程度にしか考えてませんでした。明治以降、新政府の評判を上げるためにもテンプレート的歴史が作られたのかなと感じられました。歴史はやはりストーリーを抑えることが重要。2019/08/20

maito/まいと

11
明治維新。日本が近代化に向けて大きな変革を起こした事象として、今でも語るネタに事欠かない。特に無血開城は、世界史上でも例を見ない出来事として、話題に上るが、さて、そんなに見事な美談だったのか?いや、そもそも、幕末の幕府と新政府の戦いって、教科書通り進んだものだったのか?司馬作品でも度々その実態が取り上げられているのに意外と浸透していない事実の数々を、安藤さんが徹底的に紹介する1冊。美談でも何でもない、スレスレの攻防を、今こそ知っておくべきだ。2016/04/27

Mark X Japan

6
不都合な真実は,江戸城無血開城と彰義隊の戦い及びいくつかの江戸幕府が薩長より優れたことについて。よく言えばポイント絞っている,見方によっては限定的です。もっと俯瞰的な視点で,幕末全体の不都合な真実(長州の汚職など)を記述して欲しかったです。☆:3.52020/10/12

二分五厘

4
幕末維新における大きなターニングポイント『江戸城無血開城』。両陣営の最高責任を負った西郷隆盛と勝海舟による、江戸を火の海と化してしまう戦争を回避するための英断…とばかり思っていたんだけど、それに待ったをかける本書。果たしてこの時点で幕府側は追い込まれていたのか、また新政府側は優位に交渉を進められる立場にあったのか。新政府を圧倒する軍事力を持つ幕府海軍により、大きく崩れた軍事バランスと、それを回復するために仕掛けられた"幕末の関ヶ原"。美談に隠された西郷の苦悩と勝のしたたかさ。もし○○○が○○されていれば?2017/07/13

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