内容説明
途方もないモノとヒトが集まる、世界有数のメガシティ「東京」。この街には、母国を離れて暮らすアジアの人々のコミュニティーが存在している。
タイマッサージ店やタイ料理屋が密集する“リトル・バンコク”墨田区錦糸町、弾圧を逃れて日本にわたった人々が暮らす“リトル・ヤンゴン”新宿区高田馬場、通りを歩けばスパイスの香りが漂う“リトル・デリー”江戸川区西葛西……。
東京のアジア人街はいかにして生まれたのか。また、人々はその街でどのような暮らしをしているのか。
地元の人々が集まるディープなスポットを訪ね歩き、東京のアジア人街のいまに迫る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
R
9
東京に散在するアジアンタウンを紹介した本でした。実地レポートでありますが、大半は食べ物紹介といったところで、アジアンフードを、しかも現地に近いそれを食べたいという人向けの内容に感じました。タイ料理美味しそうだなぁというのが一番の感想であります。2015/11/26
あんこ
9
タイトルにはディープとあるけど、そこまでディープではない。アジア料理のガイドブックとして楽しめる本でした。気になったのは、ミャンマーの料理で虫を揚げたやつ。作者いわく「乱暴に例えるなら、かっぱえびせん」かっぱえびせんって(;゜0゜)!一本だけ試してみたいわ!2015/10/18
リオ
7
よく錦糸町にタイ料理を食べに行くので(まさにこの本の中に出てくるタイランド) 錦糸町が何故にバンコク化していったのかを知れて興味深かったわ。 他の街も同様。 もっと掘り下げて欲しいと思う反面、それは自分の足で見てみるのもいいのかなっと思った。 高田馬場のリトルヤンゴンは難民問題を深く考えさせるものでした。 東京って様々な人種文化を内包しているんだわ。2015/09/23
バーベナ
6
食べ歩き先はもちろん、美容院の紹介があるのが珍しい。2016/04/15
Kensuke Kita
6
錦糸町=タイ、高田馬場=ヤンゴン、池袋=中国、西葛西=インドなど、知らないことが多く、読んでて追体験しながら実体験をそそられる。コミュニティ発展の背景に、一組の駐日夫婦だったり、政策ポリシーだったり、地の利だったりが垣間見えるのが面白い。行きたい店が増えました。2015/01/12
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