幻冬舎単行本<br> サマーキャンプ 潜入捜査官・高階紗香の慟哭

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幻冬舎単行本
サマーキャンプ 潜入捜査官・高階紗香の慟哭

  • 著者名:新宮広明【著】
  • 価格 ¥1,408(本体¥1,280)
  • 幻冬舎(2016/04発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344029286

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内容説明

潜入先は新興宗教施設。ターゲットは、
連続殺人事件解決の鍵を握る教祖。
読者は3回騙される!!!
教祖は誰? 新犯人は? 事実とは?

1人めは東京立川に住む主婦。1年前に5歳の息子を幼稚園に預けたまま忽然と姿を消した。2人めは急成長中のディベロッパー勤務エリート社員。彼は半年前、職場のトイレで自殺。そして先々週、司法書士が幹線道路でダンプカーに轢かれ死んだ。一見何の事件性も関係もない3人の残された持ち物からは新興宗教「聖浄心会」のチラシが発見された。謎の教団が事件に関与しているのか。警視庁捜査一課「特殊班4係」の極秘捜査開始。
集団心理の機微をうがつ、骨太社会派ミステリ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

212
アニメじみた設定(システム会社が実は特殊犯罪対策本部)やベタ過ぎてコントすれすれの潜入捜査描写(うろついてるのを見つかって腹痛の振りして誤魔化す)が、ツッコミ入れていいのか本気でやっているのか判じかねたが、中盤まではまぁ退屈せず読める。独白文を交えながら収斂していくラストで当然どんでん返しを仕掛けてくると思ったが…。ラストも、狙った感アリアリの重たさでいまいちピンとこない。『読者は3回騙される!!!』の帯に釣られて購入したが、読み終わった後に、どこで騙されるべきだったのかネットで調べるはめになった…。2016/09/01

🐾Yoko Omoto🐾

144
潜入捜査の専任部署「警視庁捜一特殊班4係」の女性刑事が、連続殺人事件の共通手掛かりと思われる新興宗教への潜入により真相に迫る。殺害に於けるハウダニットに関しては殆ど触れられないため、その辺りの本格要素に期待すると満足度は下がる。が、この作品でそこは然程重要ではないように感じた。"集団"の中での"個人"の無力さや集団心理の恐ろしさ、集団が望む役割を担い人心掌握の能力を発揮する人物の存在など、新興宗教というモチーフに巧く絡めた面白さがあった。被害者たちのミッシングリンクも秀逸。ベタな展開ながらも味のある作品。2016/11/12

すい

60
面白い!!タイトルと表紙の意味がわかる終盤までは、新興宗教教団内部に潜入した主人公と共に常に緊張状態を強いられる。俗世を離れても、人が集まればそこに社会ができる。どうしたって俗っぽい関係性が築かれていくんだな。それにしても帯にでかでかと書いてあった『読者は3回騙される』確かに主人公と共に何回かは騙されて驚きましたとも。人の業ってどうしようもないね。毎日修行を積んでいる人達でさえこの有様なんだから、人から欲を無くすことなんて不可能なのでは。それにしても新宮広明。これからも追っていきたい作家さんになりました。2016/06/23

momi

41
潜入開始!警視庁捜査一課女性捜査官・高階紗香は謎の教団施設に極秘捜査を開始する!!読者は3回騙される!!!ん?私はどこで騙されれば良かったのでしょうか??決して面白くないわけじゃないのですが、先が読めてしまうことと、最初読み辛くペースが掴みにくかったことなどいろいろ…。ミステリとして期待して読むとガッカリするけれど、普通の警察小説だと思って読めば面白いかも!2016/04/30

ちょん

19
何故か読むのに時間かかってしまった…時間かけて読んだ割にはあまり面白くなかった(笑)せっかくの新興宗教ネタだったのに、それを放り投げてしまったような感じが否めません( ω-、)2019/04/21

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