内容説明
時々、女は男によって育てられると言うけれど、私はそうは思いません。女は女によって育てられる。美貌もテクニックも通用しない女の中でこそ、素の自分で相手と向き合わねばなりません。最高の女友達は、最高の私になるための一番の栄養素に違いありません。(本文より) 悩みを持つすべての女性へ、優しく、また厳しく綴る、心のメッセージ。(『明日に一歩踏み出すために』改題)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
5
初出一覧がすごい シェール、ミス家庭画報、日経ウーマン、トーハン新刊ニュース、アクタス、モニク、PHP、日販DOBOOK、サリダ、学研ジミー、コスモポリタン、月刊宝石、週刊新潮、小説中公、マイバースデーなどなど。 あなたとKEIの部屋という読者の相談室がある。 恋愛の随筆が多いので,著者も「またか」と思うらしい。 「本当いうと、私も少し疲れていてため息をつきたい気分です。 けれど、最後のピリオドは、笑顔で打ちたいと思っています。」 ええと、最後はピリオドじゃなくて、読点なんですけど。2013/02/09
たかこ
5
エッセイ集。私が本を読む理由と同じ。「でも、やっぱりひとりでいるのは寂しい。そんな時、私を慰め、励ましてくれたのは本でした。さりげないフレーズやセリフの中に、自分に欠けた部分にピタッと収まってくれるものを見つけると、本当に嬉しくなってしまう。」現実を見つめて、明日に一歩踏み出さなくては。本があれば、きっと大丈夫。2012/08/21
幸せな私
4
最後の一文がとても素敵でした。2016/04/06
みなみ
3
結婚、恋愛、仕事などの様々な悩みを抱える女性に向けたエッセイ集。相談に対して答える形式の部分で、作者が親身になって答えているのが伝わってきました。2011/12/11
さりー
1
物事がうまくいかなくなると、唯川さんの本を読む私。古本屋にて購入。最初は読んでいて時代が少し前だから共感できないかなと思ったけど、そんなことはなかった。まわりの友達が次々と結婚し、取り残されているように感じていたわたしにとって、「最高の女友達は最高の私になるための栄養素」の内容を読んだあと号泣してしまいました。わたしがずっと欲しかった言葉でした。2022/11/18