朝日文庫<br> 週末シンガポール・マレーシアでちょっと南国気分

個数:1
紙書籍版価格
¥770
  • 電子書籍
  • Reader

朝日文庫
週末シンガポール・マレーシアでちょっと南国気分

  • ISBN:9784022618467

ファイル: /

内容説明

元は一つだった二つの国。1965年にマレーシアから追放されたシンガポールはめざましく発展、日本人にも人気の国に。物価高騰が激しいシンガポールの格安滞在術、マレーシアが居心地いい理由、LCC旋風の中での両者の競合……。好評シリーズ最新作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

piro

26
シンガポール旅行を検討中なので手にした一冊。シンガポールという国の成り立ち、マレーシアとの軋轢といった事がよくわかり、とても興味深い内容でした。そしてガイドブックを読んでも想像できない街の空気感がちょっとだけ感じられた様な気がします。物価が高いシンガポールは下川さんの旅とはあまり相性が良くない様ですが…(笑)。シンガポールのフードコート・ホーカーズに俄然興味が湧きました。マレーシアのマレー人・華人・インド人の棲み分けもまた面白い。LCCエアアジアはインド系中心だから成功したと言うのは何となく納得です。2020/03/01

きのぴ

18
大学の卒業旅行はシンガポールでした。マーライオン、ユニバーサルスタジオシンガポール、マリーナベイサンズに泊まってカジノ、めっちゃ楽しかったなぁ〜。一日はフェリーで行けるマレーシアのビーチにも行った。シンガポールとマレーシアって近いのよね。旅しただけでは分からなかった二つの国のことがたくさん知れた。マレーシアのプミプトラ政策が印象的だった。2021/11/06

いっちょらるれ~

10
この本を読むと行きたくなるかも?と期待していましたが、逆になぜ自分がこの二つの国に魅力を感じないのか?という事が分かりました。今まで知らなかった各国の歴史や国民性を知る事ができ、やっぱり中国人は強くて賢いなと痛感しました。次はハノイかチェンマイに行こーっと。2016/01/24

ryuetto

7
シンガポール、マレーシアの歴史を踏まえた解説旅行記。シンガポールの徹底したグリーン&クリーンは、リー・クアンユーの独裁政権が作り上げたもの。汚れのないきれいな街という部分では、日本に近いのかもしれないなあ。と思う。そういう意味では、住みやすいのかもしれないが、筆者がどこか嫌そうなのが印象に残った。マレーシアは、マレー人、華人、インド系住民の多民族国家。マレー人の優遇政策が行われていること、イスラムの休日が金曜日だというのも初めて知った。どうして国がわかれたかも含めて、いろいろと勉強になります。2016/10/23

エリ本

5
マレーシアのペナン、マラッカそしてシンガポールはかつてイギリスの植民地であった。その当時建てられたのがプラナカン建築。1階が店舗で2階が住居。それが長屋のように繋がっている。マラッカではアヘンもそこで売られていたらしい。東インド会社もあった頃だ。とても歴史を感じさせられる。当時を舞台にした小説はないものか。今探しているところ。2021/02/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10133993
  • ご注意事項