ベスト新書<br> 変えることが難しいことを変える。

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ベスト新書
変えることが難しいことを変える。

  • 著者名:岩渕健輔【著】
  • 価格 ¥891(本体¥810)
  • ベストセラーズ(2016/04発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784584124871

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内容説明

2015年9月19日、日本ラグビーの歴史がついに変わった。
過去7回開催されたW杯において、わずか1勝しか挙げることができなかった日本代表が、ついに2勝目を飾ったのである。
しかも相手はW杯で2度の優勝を誇る強豪中の強豪、南アフリカだった。
「W杯史上、最大の番狂わせ(英紙)」と絶賛された快挙は、一人のキーマンを抜きにして語ることはできない。
2012年1月、36歳という異例の若さでラグビー日本代表のGMに大抜擢された岩渕健輔氏である。
日本のラグビー界の現状に強い危機を覚えた岩渕氏は、GMに就任すると同時にこれまでの常識を覆すような方法で、さまざまな改革を断行していくことを決意。
そこにあった哲学こそ「変えることが難しいことを変える。」というものだった。
極秘に動いていたエディー・ジョーンズHCの招聘から、日本代表の強化に特化した画期的な強化の枠組み作り、
そして伝統という名の厚い壁に閉ざされた列強国との奇跡的なマッチメイク。
岩渕氏はこれまでの日本ラグビー界では不可能だとされていた改革を次々に実現させていく。
さらにはクラブチーム最高峰の戦いであるスーパーラグビーに関しても、人脈とアイディアを駆使しながら参戦実現に向けて動いてきた。
ところがW杯イングランド大会の直前、突如として未曾有の難題が降り掛かる。
それが新国立競技場白紙とW杯日本開催の危機だった…。
日本ラグビーの真の戦いは、ピッチ以外の場所でも繰り広げられている。
はたして岩渕氏は「変えることが難しいことを変える」ために何を断行してきたのか。
日本を「世界に勝てる」集団に変貌するために不可欠な思考方法、そして必ず結果を出すための成功則とは?
ラグビーファンのみならず、組織で働くリーダー必見の一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

24
これがあったから、あのワールドカップの結果があったんだと思う。もちろん、それを受け入れた人たちや、それに答えた選手やスタッフ自身の能力も根底にはある。しかし、それを組み立てる方針・人がいないと、ここにまでは到達しない。これもまた、先を見越したワンステップに過ぎないのだろう。それにしても、なぜ、ラグビーはここまで人の魂を揺さぶるのだろうかと思う。他の競技にはないものが、ラグビーにはある。2016/03/13

KF

10
執筆時点は15年大会南ア戦の快挙の直前、SANZAR各国が日本をスーパーラグビーから追出し、19年W杯開催権をかっぱらおうとしていた時期。変えたからこそ南アに勝てた。勝てても予選プールで帰国となったので、もう一絞りして19年は決勝トーナメント。更にイングランド、アルゼンチンも変えてきたので23年はまた予選プールで帰国。27年に予選プール後に豪州に居残りたければ更にまたもう一絞り!

Motomi Kojima

10
日本で唯一GM制度が機能しているラクビー日本代表GM岩淵さんの本。子供の頃、正月に親戚で集まるとラクビーの早明戦を見た。国立競技場にも行き、熱気、人の多さ、熱気に圧倒された。ただJリーグが始まった後サッカーに心が移ってほぼ忘れていた。少しずつ日本が強さをとりもどしていく中でニュースがきになるようになりウェールズ戦を秩父宮に観に行きピッチが近い競技場でのゲームの迫力、スピードに魅了されヨーロッパの古豪に勝ったことに感動した。岩淵さんはどん底から一連の仕掛けをした人。戦略を作り一流の監督を呼び変化を起こした。2015/09/10

ざび

6
ワールドカップ前の勉強本。日本ラグビー協会のGMに就任して以降の話が詰まっている。エディ・ジョーンズのスーパーラグビー監督への引き抜きの話やスーパーラグビー参加への苦労など興味深い話が目白押し。イングランドラグビーWCでのJAPANの活躍を祈ります。2015/09/17

Hitoshi Hirata

5
ラグビー日本代表がW杯で南アフリカに勝った今、おそらく最も読む価値の高い一冊。 優れたスポーツマネジメントの本は、ほぼ例外なくビジネス・人生にも役立つ本だが、本書も間違いなくそれに当てはまるはず。 ラグビー日本代表GMの岩渕健輔氏の組織論・マネジメント論であり、チャレンジを重ねた勇気のノンフィクション。 こんなこと書いておきながらなんですが、先入観なく読んでも膝を打つこと必至の名著ですよ。2015/09/21

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