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内容説明
ベストセラー作家・櫻島桜太郎の娘で車椅子の少女・桜。その世話係を任せられた司書・鹿島田には誰にも言っていない過去があった。それは島田和夫というペンネームでほんのわずかな間だけ作家活動をしていた事。自分のなれなかった存在を父に持つ高慢で美しい桜の姫に対し、暗い怨念を抱く鹿島田だが…。新鋭・中野でいちが心に潜む「闇」と「光」を鋭く描く!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
多田幾多
16
表紙の絵柄と帯の文に惹かれて購入。可愛らしい絵柄とは対照的な「人の闇」という内容で、しかもゲス顔が結構好みだった。自分の理想が必ずしも叶うとはいかないけど、理想に近いものにならなれるかもしれない。なんだかんだでこの終わり方も好きだし、作者さんももっと描いていけば花咲くと思う2015/02/12
【セント】ral_island
5
主人公教師が面倒を任されたのは、大物作家の愛娘。黒髪・和服・車椅子。どれだけ清楚なご令嬢と思いきや、蔑む・罵る・嘲笑うという始末。そのくせ口調は日本文学を彷彿させる丁寧さ。そんな彼女には秘密があって……というお話。展開は割と王道、テンポよく面白く読めた。ヒロインの蔑みの表情が秀逸で何かに目覚めs… 一巻完結。良作。2015/06/12
うあ
5
美しく妖しい桜と可愛らしい絵柄に惹かれて購入。 書くという事の意味をよくよく考えさせられる話だった。シンプルな絵柄であるが心情がじわりと滲み出てくる様な濃密さがある。2015/02/12
ささやか@ケチャップマン
4
デビュー作。これは才能を感じたなあ。コマの割り方とか表現の仕方が好みで、絵柄もクセはあるがそれがまた良い。冷めた車椅子の美少女、人当たりは良いが内心は歪んだ司書の話。テーマは創作という王道。2016/08/10
泰允
4
虚構新聞コラムより。「人はみな仄暗い闇を抱えて生きている。真実とはいつだって残酷だ…。しかし、その残酷さに立ち向かう者にこそ幸福な時はやってくる。」って中二な感想が思いついちゃった内容ですが、ちょっと歪んだタッチが醜い本音を助長させ美しいものを際立たせる。話・絵柄ともに完成されていると思い知らせる新鋭の一冊でした。これは心震える!!2015/03/22
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