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内容説明
なぜ光触媒で防汚、消臭・脱臭、空気や水の浄化、抗菌・殺菌、防カビ・防藻ができるのか? なぜ曇り止めや冷房が可能なのか? これ以上になにができるのか? 光触媒には酸化チタン以外に、なにがあるのか? 最新のテクノロジーを基礎から学び、なにが、どう働くのかを正しく理解するための一冊。
目次
まえがき
第1章 身近になった光触媒
第2章 化学反応と触媒の働き
第3章 光があたるとなにがおきるか
第4章 光触媒反応の仕組み
第5章 酸化チタン単独の光触媒
第6章 ホンダ・フジシマ効果
第7章 白金つき酸化チタン光触媒
第8章 酸化チタンの取り扱い方
参考文献
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
purupuru555
1
他の研究者への批判やボヤキが多い。専門家の言い分であっても鵜呑みにしてはいけないと思わされる書きっぷり。2004年の本なので、その後の展開も知りたい。2018/04/10
レコバ
1
眉唾な新製品や新発見の多い分野と言う印象があったので読んでみた。まず、光触媒とは光が当たることで化学反応を促進する物質のことで、注意点はあくまでも化学反応が起こるのであって魔法のような事は起こらない点と性能が悪く大量の物質の処理には向かない点。基礎研究の方向性は、安価で耐久性が高く環境汚染しない触媒の材料探し、可視光での反応性の向上が挙げられる。2014/04/02
Matsui Kazuhiro
0
光触媒について,真正面に科学的に扱っている章もあるので化け学の知識だけじゃなくて電子物性の知識もないと読み進めるのは辛い気もする.光触媒の技術が画期的であることがよく理解できた.#802015/12/23
文章で飯を食う
0
酸化チタンに光触媒機能があるとは知っていたが、こんなに奥が深いとは。
しょ~や
0
よく聞くけど全然分かっていなかった。光触媒の説明だけでなく、触媒、反応などについて解説されていたのがわかりやすくて良かった2010/09/14