内容説明
もし武力紛争をなくすことが難しいのであれば、それを抑制・制限することが肝要であり、さしあたりそのための方策を考えることこそが重要かつ必要なのではないか? 戦争や暴力の諸相を道徳や倫理という視座から問い直し、戦争や平和について開かれた対話や議論を行うためのツールを提供する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あんり
2
ちょっと表現がくどいところがあると思った。2019/08/14
たろーたん
1
正しい戦争の理念形を述べられ、理解はするものの、正直「だから、どうした?」と思わざるを得なかった。この正戦論は何に使うことができるのか、私には分からない。倫理学は、私たちが直面している問題を、違った角度で考えさせたり、当たり前だと思っていることを脱構築したりして、新しい光を当てるものだと思う。しかし、この本の正戦論を見ても、それがどう問題とリンクするのか分からなかった。意地悪な言い方をすると「俺が考えた最強の軍隊」みたいに「俺が考えた正しい戦争」のような現実に意味のなさない空論っぽく思えた。(続)2023/09/14
さとちゃん
0
帯にある「思考停止したくないすべての人のために」というのが本書のスタンスなのでしょうね。倫理学的に戦争を突き詰めて考える、ということは今までしたことがなかったので、かなりの思考訓練となりました。2016/08/20
あすか
0
よみかけのものを途中から読んだので、記憶が曖昧2023/05/16
始発
0
課題で読んだやつ2018/06/19