集英社オレンジ文庫<br> かぐら文具店の不可思議な日常

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集英社オレンジ文庫
かぐら文具店の不可思議な日常

  • ISBN:9784086800662

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内容説明

友人たちの進路が決まっていくなか、就職先が決まらない璃子。そんなとき近所の文具店で、一風変わった青年・遥人と知り合うが、なぜか彼の周りにいる奇妙なモノが見えるようになってしまう。訳がわからないまま、行方不明の父が残した万年筆に合うインクを探してもらうことに。遙人の祖母からは嫁扱いされつつ「かぐら文具店」で働くことになった璃子だったが…?

目次

第一話 思い出の万年筆
第二話 封筒のなかの真実
第三話 短冊に願いを込めて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

69
タイトルに魅かれて読んでみました。主人公の女性と父との切ない想いが描かれていて、物語としてはなかなか面白いのですが、文房具屋さんの仕事もあまり描かれないし「妖し」の要素も物足りない…。文具店を舞台にするのなら、もうちょっと取材して欲しかったな~。2017/05/13

寂しがり屋の狼さん

68
『お客さん、あまの見えちゃったんだ』(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)友人たちの進路が決まっていくなか、就職先が決まらない璃子。そんなとき近所の文具店で、一風変わった青年、遥人と知り合うが、なぜか彼の周りにいる奇妙なモノが見えるようになってしまう。訳がわからないまま、行方不明の父が残した万年筆に合うインクを探してもらったことがきっかけとなり「かぐら文具店」で働くことになった璃子だったが…かぐら文具店の不可思議な日常2024/05/31

佐島楓

44
キャラのインパクトがやや弱く、まだ固まっていない印象を受けた。感情描写ももう少し突っ込んだほうがいいと思う。モチーフの文房具は大好きです。2016/05/23

はな

44
図書館本。文具店の話と言うことでしたが、文具にまつわる話はあっさり目。もののけメインと言う形で残念。3つのストーリーがありましたが、1話目が一番よかった。万年筆に対する思いがきちんとあってするっと読めた気がhします。2話目は印象に残らず、3話目は失踪していた父親の記憶が。。。と言うもので文具感は少なめ。筆跡が似ているから~と言うもので親子のつながりが~と言う形で進むので文具関係ある?と思ってしまう。読みやすさだったりはあるので何とも残念な感じ。もっと文房具を出してもらいたいなぁと思いました。2016/05/04

dr2006

43
昭和レトロな雰囲気の文具店を舞台にしたファンタジー&ミステリー。装丁の絵みたいな文具店が近くにあったら、店員さんとお友達になりたいかも。初読みのオレンジ文庫で初読みの作家高山ちあきさん。タイトルらしく日常的にもののけが出てくるけど怖くはなく、むしろほんわか優しい気持ちになれる。まだまだ謎の多い主要登場人物の深堀りも含め、ネタも仕込み易そうなので続編にも期待(笑)2016/11/11

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