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内容説明
この世にオリジナルの発想などない。既存のアイデアにはすべて下敷きがある。それにさえ気づけば、自分のこだわりに囚われワンパターンに陥ることはない。むしろ積極的に他人の視点・思考を盗めばいい。最初はモノマネでも繰り返して特徴を掴めば、もう盗んだも同然、それは自分のものだ。企画会議、電車内の会話、テレビ、ブログ……この世は他人の発想で溢れている。もう「斬新なアイデア」に悩まない。人気放送作家が実践する、アイデアの源泉を枯渇させない発想術。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maito/まいと
16
日頃自分が接しているものやことから、アイデアを収集するやりかたを紹介した1冊。言われてみればそれほどすごいテクニックということはない。大事なのは、アンテナを張っているか、ということ。そして、収集するために、常日頃どこに目を付けているかということ。同じモノを見ていても気づきが違うのは、問題意識や思考力など、持っているモノが違うから。見ながら養うのか、養って見るのか。どちらも大事だろうけど、ただアイデアを探してはいけない。2015/02/19
kinkin
9
アイデアを盗むということは、もうすでにそれが自分にとっていいアイデアだということがわかっているのではないかと思う。アイデアは出そうとしてもでないもの、思わぬ時にひょっこりと顔をだすもの、その顔をどうやって見つけるのか、それが本書の主旨だと感じた。2013/11/04
Humbaba
9
テレビというものは,多くの人間が努力して作ったものである.その表面的な部分だけを盗むのはただの盗作でしかない.しかし,その根底にある面白さを発見し,自分なりの工夫を加えればより良いものが簡単にできるようになるだろう.2010/10/20
naji
7
新たな視点を持つワクワク感を大切にすること!!2015/02/01
AoiHinata
7
いろんなものに、常に注意をはらって。ちょっとでも気持ちを動かすものがあったら、それは「なぜなのか」を考えること。そうすれば、おもしろいものは見つかるし。どうして、おもしろいのかもわかるようになるかも。2010/10/17