入門テキスト 社会保障の基礎

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入門テキスト 社会保障の基礎

  • 著者名:西村淳【編著】
  • 価格 ¥3,300(本体¥3,000)
  • 東洋経済新報社(2016/04発売)
  • ポイント 30pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492701430

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内容説明

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大学生が最初に社会保障について学ぶためにも
実務家の学び直しのためにも
社会保障を知るために必要十分な、「意義」「実態」「仕組み」「歴史と政策の現状」「課題」の情報を、法学・経済学の分野からバランス良く学ぶことができる入門テキスト。
本書の構成――「はじめに――本書のねらい」より
●現代の生活における社会保障の比重は高い。誰もが医療や年金の給付を受ける。社会保険料や消費税を払う。社会保障給付費は110兆円を超え、国民所得の3割を占める。社会保障・税の一体改革、不安定雇用、高齢者の暮らし、貧困などが、新聞の政治面や社会面、またテレビのニュースなどで連日報道される。現在の制度では立ちいかないとして、「抜本改革」が必要だとする批判も多い。若い世代の多くは、上の世代のために過剰な負担をしていると感じている。受給者のほうは、財政的な理由で給付を削減するのはけしからんと感じている。一方で、社会保障は制度で規定されており、白紙から考えるわけにはいかないので、基本的な仕組みがわからないと論じられない。
●本書は、そのような関心と悩みを持っている一般の方々や大学生向けに執筆した社会保障の概説書である。
●本書では、特定の学問的な方法論にはこだわらず、社会保障を知るために必要十分な情報を、バランスよく執筆することに努めた。
●各章の冒頭には要約とキーワードを示したので、自分が必要と思われる章から読んでいただいてもよい。また、各論の各章は、「意義」「実態」「仕組み」「歴史と政策の現状」「課題」から構成し、バランスよい記述になるよう心がけた。より説明が必要と思われるトピックについては、「コラム」を設けた。各章をお読みになった後は、「練習問題」を復習に使うとともに、「Further Readings」にある文献を読んでより理解を深めていただきたい。
●大学などで授業を受けながら本書を使う方だけでなく、実務家の方にも学び直しのために手に取っていただきたいテキストである。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

木村あきら

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学校で習った知識は大事だし、足りない。と痛感。 前提とする知識の不足も感じるが、学び続けようと思う ①社会保障は、法、経済、政治、福祉学など様々な面からの定義づけが可能。法「13条に基づいて給付すること」などと書くが、他の立場からすると不十分だったりする ②ヨーロッパ、北欧、アメリカ、日本型どの累計も高成長を終えて次の道を探している。アメリカは市場に任せるものも多い ③世帯構造、雇用構造はでの議論もとても重要。日本女性のM字カーブは解消されつつあるが依然存在し、平均賃金も低い。高年齢者の受け皿も少ない2021/09/04

Ra

0
社会保障の入門テキストだったのだが、社会保障分野固有の問題なのか著者たちの力量不足の問題なのかはたまた己の姿勢の問題なのか、いずれにせよ読みづらく、(マーカーを引きながらだが)読了に七時間半も要してしまった。積読している『医療・介護問題を読み解く』(日経文庫)に切り替えていく。2018/02/12

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