箱根駅伝監督:人とチームを育てる、勝利のマネジメント術

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箱根駅伝監督:人とチームを育てる、勝利のマネジメント術

  • 著者名:酒井政人
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • カンゼン(2016/04発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784862553263

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内容説明

国民的行事、“箱根駅伝”を制するために何が必要なのか?
箱根駅伝出場強豪校の名将たちが明かす、指導哲学&組織づくりの秘訣とは

正月の風物詩「箱根駅伝」、毎年さまざまなドラマが起こる。
各大学の指揮官は、この箱根駅伝出場と優勝を目指して1年間チームづくりを行う。

かつては華の2区ともよばれたが、近年は5区を制するチームが箱根を制すと言われるようになった。

スカウティング、年間スケジュール、トレーニング内容、箱根駅伝予選会の対策、箱根駅伝の区間配置……
箱根を目指して戦う、指揮官はどのように勝利のマネジメントを行っているのか。

本書は、長年取材を通じて箱根駅伝出場常連校の監督から聞いた、
マネジメントに関する内容を1冊に凝縮したものである。
今回は本書用に6大学の監督にさらに細かく取材を敢行した。

9者9用の箱根駅伝を制するためのマネジメント術。
これを読めば、2016年正月の箱根駅伝を違った見方で楽しむことができるはずだ。

【目次】

第1章 箱根駅伝を制した最新マネジメント
日本体育大学 東洋大学 青山学院大学

第2章 トップを目指す組織のマネジメント
駒澤大学・大八木弘明監督、東海大学・両角速監督

第3章 “弱者が強者に勝つ”ためのチームマネジメント
亜細亜大学・岡田正裕監督、中央学院大学・川崎勇二監督

第4章 「チーム」と「個」を輝かせるマネジメント
早稲田大学・渡辺康幸前監督(現・住友電工陸上競技部監督)、拓殖大学・米重修一前監督

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶのぶ

16
青山学院大学2連覇の後、見つけた本。ここ何年かの箱根駅伝の裏側がよくわかった。東洋大、青山学院大学監督の本を読んであったので、他大学の監督の章が面白かった。日体大の優勝は、夏合宿時の強風の中での練習経験が生きた話や亜細亜大学、中央学院大学の弱者が強者に勝つための戦略は興味深い。早稲田大学、渡辺康幸さんはどちらかというと個人向け。どの大学にしても強くなる芽が出るためには、10年、本気になって取り組むことが大事なようです。我が仕事もそう、やり続けてやっと芽が出るのだろう。良本!!2016/01/11

椿

9
箱根駅伝2013~2015年の優勝チームや、箱根駅伝の監督達について。監督が書いた本を読みたいな、と思った。2016/01/11

Yutaka Matsuzawa

7
箱根駅伝の選手ではなく監督にスポットを当てた本。監督それぞれの哲学がわかります。優勝候補にはならないが、このところ常連出場校となっている中央学院:川崎監督。独特の練習法やスカウティングが面白い。有名な学校ではないのになぜ強いのか?まさにそこが監督術。◯2016/01/07

Humbaba

5
駅伝はチームスポーツである。そのためただ優秀な人を集めればそれで勝利できるというようなものでもない。また、学生のスポーツである以上結果を出すことも大切だが、それと同じくらい人間的な成長を促す事も大切である。上手くモチベーションを引き出すことでそのような結果を導くことが可能になる。2016/01/14

ミーサ

4
いつからこんなに箱根駅伝がもてはやされるようになったのか。報道の煽りもあるだろうが、様々な選手がいて、ドラマがあって、その影に監督の存在があるからなのだな、と思う。花形選手によって大躍進する大学もあれば、有力選手がいなくても結果を出す大学もあり、読みが外れる大学もある。けれど、箱根駅伝だけでなく、選手の未来を考えて毎日努力する監督達の存在を改めて感じさせてくれた一冊でした。2017/04/27

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