内容説明
マインドフル・フォーカシングは、西洋のフォーカシングと東洋の瞑想の知恵を統合した、新しい心と生き方の探索の技法。仕事に満足感を持てない、自分自身を変えたいけれどどう変えればいいか分からないなど、内的変化が求められる状況にどう取り組んでいけばいいのか。本書は、著者の長年の実践を元に、やさしい語り口と章ごとの豊富な実習で、瞑想と日常生活との橋渡しをし、知性と身体と心が関わる内的スキルを伝えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すみ子
4
理論と実践がわかりやすく丁寧に書かれている印象。私の中に存在しながら、私自身を批判してくる「内なる批評家」とどのように付き合うか、いくつかステップが紹介されてあり役に立ちそう。日々の生活の中でうまくいかないことがあると「わたしはダメなやつだ」とつい自分に言い続けてしまったり、自分をむやみに責めたりしてしまっていたけど、そういう「内なる批評家」の自分自身とも共感し和解し合えたら良い。2018/10/15
qualia
3
概説ではなく、例示だけではなく、著者自身のやり方をライブで展開しており、それが味わい深い。2016/04/23
ゼラニウム/フウロソウ科
1
図書館にない2021/11/19
アカツキ
1
前半はフォーカシング、後半はマインドフルネスとやや分離気味。フェルトセンスを手掛かりに創作活動をするアイデアは面白い。2018/11/24
Risa Shimowada
1
マインドフルネスに興味を持ちだして読んだ一冊目。実践しながら読んだが、フェルトセンスが分かるには時間がかかりそう。とはいえ、自分の感情から一歩下がって考えてみる、眺めてみるという意識を持てたのは良いかも。まだ頭に入り切っていないので、もう一度実践しながら通読したい。しばらくやってもダメそうだったら他のマインドフルネスも読んでみる2016/11/25