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内容説明
シンクロ日本代表コーチとして、全てのオリンピック、世界選手権でメダルを獲得し続けた著者が、突然、単身中国へ――。名コーチと称賛されていた彼女は、一転、売国奴とまで批判されながら、なぜ決意したのか。中国をシンクロ大国へと導き、2014年、日本代表コーチに復帰。翌年、低迷していた日本に8年ぶりとなるメダルをもたらす。結果は必ず出す名将の物語。『教える力』改題。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかむら
44
結果は必ず出す名将の物語。「マツコの知らない世界」シンクロの回でマツコが「あのコーチはスゴイわね」と言ってたので読んでみた。スゴイわ! 日本代表コーチを辞めたあと何故中国に行ったのか? いやあ面白かったです。聞き書きの構成もとても読みやすい。シンクロ今まであんまり興味なかったけど今度のオリンピックはちゃんと見てみようと思います。2016/01/22
柔
22
井村さんが勝ち続ける理由が少しわかった。「私が教えている事は、昔勝てたノウハウだった。自分が最先端のものを教えてられなくなった事に、自分が許せなかった」あれだけの名将でも進化し続けていた。選手を見極め、追い込んでも大丈夫な者はとことん追い込む。ダメそうだったらパッと救いの手を差し伸べる。追い込む者の責任として、最後に救ってあげなきゃ。向上心のある誰かのために力になりたい。「ここに私の存在価値があるんだ」この気持ちがあるからこそ、人に厳しく接してあげられるのだと思う。最後は意地でも目標は達成する。2021/02/08
niisun
21
“教えるチカラ“の主要な部分は、テクニックではなく愛情や情熱だと強く思いました。自分の限界を超えてステップアップした時の自信に満ちた教え子たちの姿を見るのが何より嬉しいという井村さんの拘りが印象的で、本の中で「オリンピック選手を教えているときの自分と、『はじめてシンクロ』の子供たちを教えているときと、指導の内容が違うだけで気持ちはまったく一緒」と語っておられることからも、それが良く伝わってきました。そういうところ、テニスの松岡さんやソフトボールの宇津木さんなどの指導を見ていても同じ種類のものを感じますね。2016/10/25
ただぞぅ
12
数々の世界大会や五輪で名コーチとして日本シンクロ界を牽引し、「メダル請負人」と呼ばれる著者。謂れ無い言葉を掛けられながらも中国へ渡ったのも全ては日本のため。日本のシンクロが世界に根付かせるためにはコーチも世界進出する必要性を痛感していたから。バッシングを覚悟の上決断。言うことを言ったら後は引くだけ。ただ自分の筋を通し信念を貫くだけでなく客観的に事態を受け入れている様子が伺える。他人の意見は聞き素直に受け入れる。だが取捨選択し嫌なこと、無意味なことはきっぱり忘れる。「排除能力」の高さこそ彼女の強さの秘訣だ。2024/01/02
中島直人
10
この人の一途な思い、純粋さに圧倒される。感動した。 上に立つ者としてどんな時にも大事なのは相手の身になって考える冷静さを失わないこと、自分の感情に溺れて譲れないのは駄目。ここぞという時に救いの手を差しのべることが出来る。駄目になるチームの法則:チームの中に競争が無いこと、リーダーに目標とするものの具体的なイメージがないこと。大人が子供達に「動機づけ」と、それを「やることの意義」をちゃんと伝えてあげることが大事。2016/05/05
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