内容説明
体の中で一番正直なのは、顔ではなく脚と足だった!「人間ウソ発見器」の異名をとる元敏腕FBI捜査官が、人々が見落としている感情や考えを表すしぐさの意味とそのメカニズムを徹底的に解き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
naoっぴ
69
図書館で何気なく手にとってそのまま立ち読み。人のしぐさが表すものをテーマにした本は多いけれど、この本は理論的でした。しぐさのあれこれは、人が緊張したとき、不快なとき、または喜んだとき、興奮しているときなどあくまでも情動的なもので、例えば嘘をついているというような、このしぐさは○○だなどと具体的な何かに短絡的に結び付けるものではないということには大いに納得。FBI捜査官が一定の質問に関連するしぐさを見て推理するプロセスは興味深かった。2016/05/18
k5
58
ミステリで小さなしぐさから犯人を当てる展開が好きなもので。まあまあ面白く読みましたが、なんかこんなもんか、という感じもなくもない。写真のおっさんがかわいいです。2023/07/13
zoe
20
言葉だけでなくボディランゲージの意味を知ることができれば、より豊かな人間関係が築けるはず。私達には生き残るために獲得した反応「固まる」「逃げる」「戦う」がある。そういう観点で足の動きは正直。腕や手は軽いタッチがコミュニケーションと社会の調和に重要(最近はハラスメントを過剰に意識するけれども)。べき、べからずは文化的背景あり。2つの表情を見かけたら、最初の表情が正しい。出典は忘れたけれど、手話との組み合わせで、大人数で離れていても、大声での会話もしている最中、会話をしている人たちがいると読んだ事を思い出す。2021/02/07
wiki
19
ちょっとアメリカンすぎるような気もするが。おおまか共通する点もあるので一つの参考にはなる。こうしたところに言葉以外の表情が現れると理解しながらコミュニケーションをとるのとそうてないのとでは得られる情報量が異なる。外交を基とする仕事柄、これは大切な観点として持っておきたい。2020/04/30
けん
16
【★★★☆☆】写真の例があり視覚的にわかりやすい。2022/02/11