とある結婚

著者名：熊鹿 るり

太田出版（2016/04発売）

• ISBN：9784778322731

内容説明

◆森島明子さん推薦！
ーー「同性婚」という新しい選択肢と
　　「結婚」という名の古い価値観に苦しむリアルーー
◆カリフォルニア州ロサンゼルスに住む女性同士のカップル、ドイツ系アメリカ人のアンナと、日本人の早紀。
同性婚を禁じる“提案8号の違憲判決を機に、アンナは早紀に求婚する。
翻訳の仕事も軌道に乗り始めて幸せいっぱいの早紀だが、結婚を知った上司の反応は……。
父との関係に悩むアンナ。周囲の無理解に直面する早紀。
結婚し、養子を得て幸せな家庭を築いていたが、パートナーを亡くした隣人のショーン。
ロサンゼルス在住の著者が描く、とある結婚の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[よむよ]

LGBTをまじめに描いた作品。普段、百合やBLを嗜む人は読んでおいて損はないと思います。

2016/05/30

[甘夏]

kindle unlimited。

2016/09/14

[もっち]

早紀を追い出した上司、アンナとお父さんの会話…うまくいくことばかりではないけれど、今は仲間も味方もちゃんといるし、何より共に生きていきたい相手がいるなら、手を離さずにいてほしい 当たり前にそうできる世の中になってほしい

2016/06/04

[相馬]

渋谷のパートナー婚しかり、合法化と変な目で見られないことは別の話。このまんがは本人たちが変わったけれど、周りが変わる話ではなかったなあ。周りも変わってくるといいな。

2016/05/22

[夏]

実話なので表向きじゃない部分の色々つらそうな部分がどんだけあるかを見たくて読んだ。実話というのは、実話以上でも実話以下でもないので、面白いとか面白くないじゃなくて受け止めるしかないんだけど、ドキュメンタリーともまた違うジャンルだと思うので、ちょい地味過ぎな印象。自分から深まって読めたらもっと楽しめたかも

2016/04/19