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内容説明
高校生の8割以上がスマホを持つ時代。
“今”の保護者たち必読の一冊です!
平成25年を境に、子どもたちのスマホ所持率がぐっと上がりました。それによって、どんな新たな問題が起きつつあるのでしょうか?保護者たちはそれらにどのように対処すべきなのでしょうか?今子育てに取り組む保護者たち全員に是非オススメしたい一冊です。
1章 退屈のない青春 スマートフォンと生活時間
2章 すぐそこにあるネットいじめ スマートフォンと人間関係
3章 攻撃はもう始まっている スマートフォンと犯罪
4章 大人はもっとわかっていない スマートフォンと子育て
5章 スマホ時代をかしこく生きるには スマートフォンと子どもの未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
10
好むとか好まざるにかかわらず、スマホは一般的な道具になっている。子どもは道具を与えられれば様々なことを試みるため、与えるときにはどう制限をかけるかをよく考える必要がある。スマホが出来ることは非常に多岐にわたるので、何も考えないで渡すと危険なことになりかねない。2016/06/25
あああ
2
教育学の世界では珍しい(と聞く。専門外なのでよくわからないが)統計や資料による根拠を用いて書かれた文献。 親世代よりは子ども世代に近い自分としては、ネット・スマホに関してはさほど目新しい情報はなかったし(見落としはあるかもしれないけど)、ネットを使う上で自分が感じていた感覚に近いことが書いてあったと思う。しかし、フィルタリングやいじめ対策の話は子どもの目線だと意識することの少ない話なので、ここに関しては勉強になった。2017/11/22
kiti
1
子どものスマホ(ネット)トラブルの参考資料として。これは他のスマホガイド本と違って、データを出して、考察しているのが面白い。そして、子どもだけの問題でもないよ、と。どんなツールも使う側の人間による部分もあるよね。2017/07/06
マルグリット
1
我が家も高校生になった娘に今年の春からスマホを与えた時に色々と約束事を決めたが、予想外な事も多くその都度新しく約束事を増やしてきた。子供にとって考え事をする時間、退屈な時間を過ごしながら何かに打ち込んだりする事は大切だと著者同様に私も思っていた。とんでもないものが子供にも普及してしまったな。2016/10/24
Pipi⭐️ぴぴ@読書鳥
1
平成25年問題がよく分かった。そして,TVやDVDの視聴時間が減り,携帯・スマホの利用時間が増えているという事実を知った。睡眠時間も減っていなく,隙間時間に子どもたちへ利用し,多忙感が増しているとは驚き。色々と示唆に富む本。2016/06/21