十六歳たちの夜

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十六歳たちの夜

  • 著者名:谷村志穂【著】
  • 価格 ¥586(本体¥533)
  • 講談社(2016/04発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062647458

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内容説明

暴走族、妊婦、理容師見習い……。多恵子の通う夜間高校の生徒たちは、誰もが半分大人、半分子供の顔を持つ。氷のように固く心を閉ざしている同級生タカシを、多恵子は自らの心と体で癒してやりたいと願う。女性として生きる決意と葛藤を鮮烈に描く。ベストセラー『十四歳のエンゲージ』を凌ぐ感動と共感。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

22
札幌の夜間高校に通うタエコは、病気の祖母と二人きりで暮らすタカシを、自分の心と体で癒したいと願う。タエコ自身の葛藤と成長を描いた佳作。2013/06/26

Disコ

4
友人に借りた本。静かで切ない青春。 淡々としているとも山場がないともいえる。2013/08/13

ぺーぺ

3
北海道で夜間学校に通う少年少女達が主人公。彼等の殆どが社会に出て働いており、学生である子供と社会人である大人の間で悩み傷つきながらも、自分達の道を模索する姿に胸が打たれます!自分の思い出を追いかけているような気持ちにさせてくれる、素晴らしい青春小説でした!2012/10/29

em。

2
10代が主人公の物語は、全く自分と重ねられないし、自分が10代の頃の気持ちなんて忘れちゃってるけど、私が過ごしてこなかった10代を過ごしてるみんなの物語は少し眩しくて羨ましい気がする。解説が珍しく素人なのも良かった。2023/12/08

ガミ

2
夜学に通う生徒って個性的です。特にタカシは祖母ちゃん子であるためか、妙な気遣いをし、楽しむことを恐れるのは、わからない奴だなと思いましたね。2005/12/29

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