内容説明
激動の時代、日本人が満州に託した新興国家建設という夢。汚れ役の甘粕とエリート官僚の岸は、脆弱な国家経済を磐石にするためにいったい何をしたのか? 国際社会の欲望うずまく大地で運命的に交錯した二人の男の人生を丹念にたどり、知られざるもう一つの昭和史を描き出す、渾身のノンフィクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かふ
13
保守側からの視点。この満州国の本はひとまずいいかな。甘粕正彦に『岩窟王』のイメージを重ねてしまう。2026/04/20
ほよじー
10
★岸信介が満州国の表の顔だとすれば、甘粕正彦は陰の顔。この二人に関東軍を取り仕切った東条英機を加えたトロイカ体制が太平洋戦争へとつながる流れの遠因となった。2016/08/13
kwmr_
3
関東大震災直後の大杉事件から満州の興亡までを膨大な資料を元に綴る。大正から昭和初期の大陸の豊かさと貧しさがよく分かる作品。2011/10/25
Minako Kodama
2
近代史を知るには、読みやすい一冊。甘粕さんの一生が、切ない。2011/10/08
midnightbluesky
2
悪漢として甘粕を描いたのは面白い。戦犯になりながら、戦後首相になった岸の高笑いが聞こえそうな・・・。2011/09/18
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