内容説明
名パイロット、引退の日。37年間空を飛び続けてきた男は最後のフライトで、父に憧れ同じ職に就いた息子を副操縦士に指名。最初で最後の父子同乗フライトに臨む。無事に終わってさえくれればとの願い空しく、NYを離陸後、最悪のトラブルが発生し……。元航空機関士が自らの経験を元に描いた処女小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
幹事検定1級
6
飛行機の運転は知識、経験、技量、体力、・・・、様々な能力が必要なことが改めて理解できました。ただ専門用語も多く、一般(専門性のない私)には少し難しい作品です。ラストは手に汗にぎる着陸シーンでした。ジャンボといえば747-400と思っておりましたが、747-200もとても素晴らしい飛行機ということがわかりました。2階への螺旋階段は素敵ですね!2014/05/29
うたまる
3
実際のジャンボジェット機の操縦手順を正確に再現したノンフィクション風小説。見せ場は深刻なトラブルやコクピット内の心理劇なんかではなく、ど真ん中直球の通常運転。即ち、まず計器チェックして~、安全確認して~、航路の打ち合わせして~、電源入れて~、というパイロットの業務上の日常風景が延々と描かれる。なので、鉄オタばりの飛行機オタでないと全く楽しめない。よくこんな本を出版したもんだと驚愕した。更に、よくこの本を文庫化したもんだと卒倒した。読後、残ったものは「ユー・ハブ!」「アイ・ハブ!」の業界用語だけだった。2016/04/15
寒上ぺそぎん
3
ぶっちゃけ、マニア向け。冒険もののような雰囲気を期待するとおそらく肩すかしまくりなので、ヒコーキの現場の雰囲気にひたりたい人のみ推奨。現場の用語をそのまま出したら一般読者には意味不明となるのを補足しようとしたか、説明が後ろに括弧で書かれているのだが、そのお陰で文章の流れが完璧に分断されまくり、小説としてはあり得ないくらい読み辛い仕上がりとなっている。日本語にはルビというものがあるので、こういった本ではそれを目一杯活用して欲しいものだと切に思った。2012/08/26
beckio0402
2
3人で運行するジャンボジェットの話。ちょっと時代を感じる。興味がない人は読めないくらい専門用語のオンパレードだが、飛行機好きには堪らない一冊。2014/04/10
どんまいシリル
2
大きくなったら、フライトエンジニアになりたい。と、思ってしまった。 飛行機を、操縦できそうな錯覚さえ感じた。 とにかくかっこいい! 中学生くらいでこの本読んでいたら、自分の人生違っていただろうな。 それだけが残念だ。




