内容説明
「明るい老人の本」大好きな虫採りに明け暮れる解剖学者・養老孟司。古今東西さまざまな「本人」になっていくつもの人生を送るイラストレーター・南伸坊。ともに老人になった二人が、「老人とは何か」「老人はどう生きるべきか」を、科学とユーモアで徹底討論! 病気になったらどうしよう。死んでしまったらどうしよう。暗い気分になってしまうのは、暗い気分になるものしか見ていないからだ。どんなに年を取っても人生を変える発見がある。死んだ後のことは生きている人にまかせよう。人間のことより花鳥風月に目を向けよう。養老孟司のエッセンスと、南伸坊の笑いが炸裂する心が軽くなる対談集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とある内科医
40
図書館より、脱力系雑談集でさらっと。老人の話が半分、虫の話が半分といったところ。以下、気になった部分の引用メモ。「新憲法の国民の義務に「70歳以上は機嫌よくすること」を加える。」学生に「そういうものだと思うな」「「そういうものだ」って思っちゃうっていうのが、最大の知的怠惰でしょう。」「「血圧は?」とか聞かれると、「ありません」って答えているんです。」2022/01/24
うっちー
26
私もいよいよ老人の壁に突入か2017/05/07
みゃーこ
25
老人が老いながらいかにして楽しみを見つけていくかということは今後最大の課題だと思う。心をなくし感情をなくし喜怒哀楽をなくし希望を持てず悲観でシニカルになる姿勢も、あるいは年寄りの冷や水でいつまでも自分の老いを受け入れられず後進に席を譲らない老害も、この対談でゆるくそして少しの好奇心を忘れず笑い飛ばすように100まで生きて最後は全てに感謝するような域に達すれば。人間は完成に向かって1つの作品になるために生きているという考えがしっくりくる。高齢者と話す機会が多くなった。話のネタにしよう。2024/08/15
keroppi
15
養老孟司さんと南伸坊さんの老いに関しての対談。二人とも老いを楽しんでいる感じ。まーこんな風に、老いていければいいなぁ。2016/10/03
yamomerkは本を読む
12
前から気になっていた本。図書館で見つけて借りて即読了。p160の花粉症や自閉症のお説がちょっと疑問なのだが、全体的には養老さんの大放談と南さんの絶妙な受けが面白かった。うんうん、老人は機嫌よくしろってホントだよね。そして、養老さんのp153「介護というのは、介護をしなきゃならない相手と自分との関係に、どこかで差をつけなきゃいけない…。滅私奉公の関係になったら共倒れするんです」という指摘に目からウロコ。肝に銘じたい。2016/04/15




