内容説明
女友達でも絶対に言わない「愛のダメ出し」。
「知的ゲイは悩める女の共有財産」「辛気臭いのは御免。私たちはいつだって、華やかに叱られたい」とジェーン・スーさんも本書を絶賛! マツコ・デラックス、ミッツ・マングローブ両氏とも旧知の間柄、フリーランス編集者でエッセイストの高山真、「愛のダメ出し」満載の新感覚幸福論です。
著者はファッション誌『Oggi』誌上でオトコにも人生にも不器用な女子たちのお悩みに答え続けて祝10年。その超人気エッセイ「マナー美人の心意気」から「恋愛がらみ」に特化して書籍化した本書には、刺さるフレーズが満載です。
「恋愛を成果主義で考えるのはつまらないわ」「経済力のあるオトコを狙うなら、あなたもそのフィールドにいるべきよ」「スイートホーム? いえ、専用ラブホテル。そう考えるオトコもいるの」「つらい過去はネタにして、笑って学んで昇華させるの。それで未来って変わるわよ」…女友達でも絶対に言わない本音に、読者は笑いあり、涙ありでハマっていくのが高山節の真骨頂。「アタシたち、もっともっと幸せになっていいのよ」――熱いエールに背中を押され、自分にとっての幸せを見つめなおしたくなる一冊です(2016年1月発表作品)。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
36
エッセイ。ゲイの方の恋愛不器用女子に対する辛口アドバイスという感じ。でも、二番煎じ感は否めない。自分が幸せならいいかなぁと思う。2016/06/23
ひよ亭
21
何か面白いエッセイは無いかとネットで調べたらこの本に行き当たり、Amazonで中古を購入。内容と言えば ゲイの作者が女性の恋愛に関する悩みの相談に回答してゆくというものでした。まともなことは言っているけれど、女性向けに書かれた本なので当たり前ですが さほど面白いとは思いませんでした。2020/08/02
melon
21
なるほどな〜と思う箇所もあり!2016/12/27
FuSa
11
たまたま聞いていたラジオでゲスト出演しており、お悩み相談の回答が説得力に溢れていた(?)ので気になっていた。恋愛相談なんて縁ないわーと思ってたけど、そういう人にも伝わるような回答になるよう意識したと筆者がまえがきで語ってらしたので、読んでみた。いやー、ぐっさぐっさ刺さってしもた。そしてあとがきでさらに心を持っていかれた。他の著書も読んでみたい。というか、この本も折に触れて読み返すことにする。2016/06/25
moco75
4
自分の幸せって、どれほど他人の作ったもので、測ったり評価したり、決めつけたりしてるんだろう…ということに、つくづくと気づかされた昨今。『恋愛がらみ』は、恋愛だけの話というより、普通に人との向き合い方、自分との向き合い方、仕事にも通じる話だなぁと思った。で、アンタは何が大事な軸なの?と、何度も目を覚まさせてくれる。そんな本でした。2016/06/03