内容説明
「仕事に使える英語」への最短距離!
「正しい英語」はいらない。
ビジネスで使う英語には「コツ」がある。
いくら詰め込みの勉強をしても、TOEICで高得点を取っても、
失敗する人が多いのはその「コツ」を知らないからだ。
「自信がない」ビジネスマンにこそ読んで欲しい、「本当に使える英語」の本。
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さほど親しくない相手に英語で「それはやめてくれ」と言いたい場合、どんな表現をすればいいか?
学校で習ったように和文英訳して「Stop it」なんて言ったら、たぶん相手は「お前にそんなふうに命令される筋合いはない」と怒って喧嘩になるだろう。「Dont do it」と言っても相手は傷つく。丁寧な言い方にしようとして「Please」を付け加えても同じことだ。
私が考える最も好ましい表現は「I wouldnt do it」。「私があなたの立場だったら、やらないと思いますけれど……」という婉曲的なニュアンスを含んだ言い方だ。
(中略)
本書をきっかけに、1人でも多くの日本人ビジネスパーソンが「結果を出せる」英語力を身につけてグローバル人材となり、世界を相手に活躍してくれることを期待したい。
(はじめにより)
【ご注意】※この作品は2色刷りです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたなべたけし
12
大前氏が国際化の中での日本の現状を憂い、ビジネスで使える英語のポイントを綴った内容。 ビジネスに焦点を絞り、使える単語・フレーズ、シーン別での英会話のポイント、英文でのメールの書き方と、3つのテーマ毎に詳細に書かれている。 大変分かりやすく、今すぐにでも試してみたくなるものが満載。こらから英語が必要となるビジネスパーソンは一読する必要があると思う。2014/06/27
芸術家くーまん843
9
元マッキンゼー日本代表の著者が主宰するビジネス・ブレークスルー(BBT)大学のオープンカレッジ実践ビジネス英語講座講師陣がビジネスの現場で本当に使える英語を指南。NHKラジオ入門ビジネス英語講師を務める関谷英里子氏のワンランク上のビジネス英単語、グローバルリーダー育成で知られる船川淳志氏の実践英会話術、大前研一氏がすすめる「you」を「I」にして表現を和らげるコツ、狩野みき氏による婉曲表現、松崎久純氏によるビジネスEメールの極意。ビジネス英語を学ぶ人、学校で教える英語の先生にもぜひ読んでいただきたい一冊。2014/04/22
josuke
3
先週読んだビジネス英語の著書や、ビジネス英単語の関谷先生も加わった贅沢な一冊。英単語から婉曲表現、シーン別の解説などを、コンパクトにまとめており、ビジネス英語とはどういうものかを分かりやすく教えてくれる本です。英語を始めるビジネスマンが最初に読むべき本の一冊!2014/06/21
ラララ
2
大前研一 1943年福岡県生れ、早大理工卒、東工大院修士、MIT博士。日立を経て、1972年マッキンゼー入社、94年退社。BBT代表、著書多数。 ビジネスで使える英語をわかりやすく解説。難しい単語は少なく、理解しやすく、役に立つ。年間500時間、英語を勉強すれば、年齢に関係なく力がつくとの由。2015/05/22
Tenouji
2
何度か読み返さないと。2014/06/30