内容説明
人気作家・モンクは友人のミュージシャンたちとテレビの取材でバリ島を訪れる。撮影はスタートするが、モンク自身の躁鬱と、スタッフの不手際や不協和音に悩むが、呪術師を取材し超常現象を体験した後、モンクも落ち着きスタッフもまとまる。帰国したモンクは親しい友人たちを誘い再びバリを訪れるのだが。リアルに迫りくる幻想体験を通じ、なぜか読むほどに心安らぐ小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
96
この小説は『噂の真相』という雑誌で「小説の態」をなしていない」t酷評されたとあとがきに書かれていた。全く中島らもという人を知らない方が読んだら何やらよくわからないという印象を持つかもしれない。基本的にノンフィクションであると書かれていた。フィクションでもどちらでもいい。読み方に決まりはない。自由に読んでみてはどうかなと感じた。2023/02/19
gonta19
74
購入詳細不明。2015/10/4〜10/54年ぶりの中島らも作品。バリ島を舞台にしたドラック小説。経験者ならではの描写なんだろうなぁ。私の大好きなゴンチチのチチ松村さんをモデルにしたソトさんが良い味を出している。2015/10/05
とち
46
人気作家モンクの2度のバリ島旅行を中心に描いた作品。事実や出来事を淡々と描いた淡泊な文章で、まるでノンフィクション作品を読んでいるような感覚でした(あとがきによると基本的にノンフィクションとのこと)。そんな中目を引いたのは恐らく自信の経験を元に描かれたと思われるドラッグや躁鬱病のリアリティ溢れる描写。特に徐々に躁状態へと変化していくモンクの姿が印象に残りました。2013/06/26
でっこいみちゃぴん
23
ほぼ実話らしい。過度な飲酒・躁病・ドラッグ・スピリチュアル等で、主人公のモンクという作家はほとんどずっと異様なテンション。身を持ち崩して駄文を書き散らすスタイルは、ザ昭和の作家ってイメージ。 実際に中島らもはアル中だったらしいし、酩酊しながらこれを書いたのだろうか。あまり締まりの無い文章で、それまでの実績ありきで世に出たような作品だと感じた。テーマは終盤で強調されてきて取ってつけたようだ。2024/03/14
YO)))
22
小説としては結構が定まっておらず駄作という他ないが,バリ島のルポ,テレビ番組制作の裏側ドキュメンタリ,或いはアル中のポップ(その実けっこうハード)な私小説としては楽しめる. マリファナ煙草を吸いながら「こんなものでしょっぴかれるのはごめんだから日本では一切やらない」と仰っている場面がありますが,文庫が出た数年後に大麻所持で逮捕されちゃいましたね.人生はままならないものですね.2016/06/05
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