集英社文庫<br> 変!!

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集英社文庫
変!!

  • 著者名:中島らも【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 集英社(2016/04発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087465969

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内容説明

「私事、この度、無事死去つかまつり候。……」と生前に妙な「死亡案内」を出した落語家。通勤電車の中で、オナラをしたしないで「つかみ合い」のケンカをするサラリーマン。凄い剣幕でリングに乱入しマイクを奪うが、いきなり「こんばんは」と挨拶してしまうレスラー。奇想の天才が綴った世の中の「変」が大集合。抱腹絶倒間違いなしのエッセイ集。文庫化に際しひさうちみちおと松尾貴史の特別対談収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふう

43
声を出して笑える本でした。長く生きていると、世の中にはけっこう変な人が多いなと思います。笑える「変」、笑えない「変」。前者に出会えたら楽しいけど、どちらかというと後者に出くわす方が多くて小さなストレスを感じることも…。自分に関係ないと笑い話になるのも事実。らもさんのように、「変」を楽しめるようになるといいのかもしれません。そういうわたしにも他の人から見ると変な部分がありそうです。ばれないように取り繕ってはいますが。2013/05/13

Shoji

30
中島らもが感じた変だと思うことに関する面白エッセイ。「人間が変」、「言うことが変」、「人種が変」、「世の中が変」の四章です。もちろん真面目に読んではいけない。中島らも自体が変だから仕方ない。アホバカ論争とジャイアント馬場とラッシャー木村のページが面白かった。後は、読んだ直後なのにもう忘れた。我らが関西人の誇り、中島らも!!。んー、くだらなさがいい。2023/02/15

黒猫

28
相変わらず面白い。ハンバーガーの話とか、らもさんは飲み屋にはいろいろ行っていたのに、マクドナルドには初めて行ったとか、らもさんにとって「変」だと思うことが、読者からするとらもさんが「変?」だったり思うこともあり、これはやはり、世間でいう「変なこと」って案外自分ではフツーだったりする訳であてにならないんだなあ。らもさんのプロレス記事は本当に面白い。あと、らもさんの自伝的エッセイと比べた場合、やはり自伝の方が面白い。記事より人生が面白いなんて人は早々いない。2018/01/24

黒猫

24
再読。らもさんのプロレス愛が本当に伝わってくる。プロレス見ていてらもさん本当に幸せそうだなあ。格闘技から脳科学まで幅広く語れるらもさん好きだわあ。料理人で誰が一番強いか真剣に書いてるのも面白い。「変」な人ってたくさんいるし、自分も「変」なところがあるに違いない。しかし、世間の「変」とは圧倒的に「変な人」を指すことなのか。うう、難しい。2018/02/03

anken99

5
決して「普通」ではない中島らもさんが、「変」「変な人」について記したエッセイ集。軽くスイスイ読めるのでgood。ちょうど、らもさんがコピーライターから作家?への移行期に書いた作品たちらしく、今読んでも十二分に面白いと思う。2015/03/30

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