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内容説明
同性の亀田に恋心を抱きながらも、親友の関係を壊さないよう、自分の気持ちに固く鍵をかけていた服部。しかし、亀田に好きな女性が現れたことにより、その鍵は…!? 切ない春のピュアロマンス。表題作ほか4編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hideko
8
再読。短篇集。どれも秀逸。表題作はBL未満?望月さんは思春期未満(高校生になると変に世の中のこと解っちゃう)の小学校高学年から中学生を描かせたら天才だ。あの頃の身体と心がアンバランスでもどかしくて苦しくて、でもキラキラした日々。2017/05/01
三森紘子
7
久しぶりーに再読。思春期の潔癖さ・醜さと雰囲気エロな絵柄がものすごく合っていて本当に、本当に好きな漫画家さん。表題作は詰襟のホック=ブラジャーのホックっていう観点がマジで天才だと今でも思っている。あと亀田の一重瞼が好き。学年で目立ってて先輩女子にアタックする男子中学生とかいたよね。10年以上前の単行本だからだいぶ黄ばんでボロボロになってて、文庫化したら買い直したいのだけど、何となくならなさそうだなぁ…。2016/05/08
ヨダ
6
帰省読書。独特の雰囲気がある。静謐でほの暗くて、真っ白なのに汚れてる。いや、人って怖いなと思う漫画。陰湿というか。もちろん、それが魅力。アルカロイドという単語はこの漫画で覚えた。忘れない。でも、鍵が好きな私はぶれてないなぁとも思う。2014/11/24
おゆかけごはん
6
☆☆☆☆☆(5段階評価)素晴らしい。まぁいかにも花ゆめらしいのですが。こういうあぶない空気、何か一つでもかけたら全てが崩れそうな脆い上に成り立つ感情。こういうのって、小説でしか表せないと思ってた。マンガでもできるんだね。望月さんの作品は全てこの脆さが支配してるんだけど、この単行本は秀逸。表題の鍵が一番好きだけど、全部良いな。犬と夏服の「ここで終わり!?」感が素晴らしい。どの作品も終わり方が良いんだよねー!ああ、最高2013/04/06
にく
4
電子で。表題作のブラのホック=詰襟が秀逸すぎる。2017/05/14