さあ、写真をはじめよう 写真の教科書 - 写真を本格的に学びたい人のための基礎と演習

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さあ、写真をはじめよう 写真の教科書 - 写真を本格的に学びたい人のための基礎と演習

  • ISBN:9784844380221

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内容説明

※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書籍は、東京工芸大学の写真学科に属する1年生の生徒たちが、1年間に学ぶ内容をベースにしている。全体を2部構成として、前半の第1部で制作演習による課題、後半の第2部で撮影のためのさまざまな基礎知識を学ぶ。解説のための文字数を極力少なくして、各種の作例(ビジュアル)やイラストを見ることで内容を理解できるように工夫している。

※紙書籍の付録の「簡易版カラーチャート」は電子版には収録されておりませんのでご了承ください。

目次

表紙
はじめに
目次
第1部 制作演習
課題1 適正露出と被写界深度
1-1 カメラ設定
1-2 フォーカスを合わせる
1-3 露出の合わせ方
1-4 F値と被写界深度
1-5 演習の手順
1-6 課題作例
1-7 作品研究
コラム1 写真のはじまり
課題2 光の向きと質による仕上がりの違い
2-1 カメラ設定/2-2 光の向き/ライティングパターン
2-3 光の質
2-4 露出補正による違い/2-5 光源の高さによる違い
2-6 さまざまな光/2-7 レフ板の利用
2-8 演習の手順
2-9 課題作例
2-10 作品研究
コラム2 日本の写真教育のはじまり―東京工芸大学創設秘話
課題3 反射と拡散
3-1 光の質/3-2 光源の距離による違い/3-3 レフ板とトレーシングペーパー
3-4 4つの条件下での仕上がりの違い
3-5 光の高さと方向
3-6 課題作例
3-7 作品研究
コラム3 一枚の写真に生まれる物語―外示と共示の組み合わせ
課題4 フィルムカメラによる撮影・現像・引き伸ばし
4-1 銀塩写真(ネガ・ポジ写真法)/4-2 フィルム感度と粒状性
4-3 35mmフィルムカメラ/4-4 35mmフィルムの構造/4-5 フィルム装填(35mmロールフィルム)
4-6 フィルムカメラによる撮影/4-7 フィルムの巻き戻し
4-8 フィルムの巻き戻し
4-9 現像処理液の準備/4-10 処理手順
4-11 処理工程表/4-12 セレクト
4-13 黒白引き伸ばしプリント/4-14 引伸機の準備
4-15 段階露光の手順/4-16 印画紙の処理手順
4-17 適切な濃度と階調の決定
4-18 仕上げ処理
4-19 作品研究
コラム4 現像・引き伸ばしについて知っておきたいこと
課題5 ホワイトバランスコントロールとRAW現像
5-1 4種類の光源
5-2 グレーカードを用いたホワイトバランス
5-3 演習の手順
5-4 課題作例
5-5 作品研究
コラム5 複製技術時代の芸術作品―近代写真の誕生[その1]
課題6 RAW現像とデジタルプリント
6-1 RAW現像の基本補正
6-2 RAW現像時のトーンカーブ調整
6-3 画像解像度の設定/6-4 プリント設定
6-5 画像処理ソフト上でのトーン調整
6-6 作品研究
カラーチャートの使い方
コラム6 複製技術時代の芸術作品―近代写真の誕生[その2]
課題7 焼き込みと覆い焼き
7-1 デジタル画像処理による焼き込みと覆い焼き
7-2 選択範囲を使った明るさのコントロール
7-3 トーンカーブによる焼き込みと覆い焼き
7-4 暗室による焼き込みと覆い焼き
7-5 課題作例
7-6 作品研究
コラム7 複数枚による表現―シークエンスとシンタックス、メタ写真
第2部 基礎知識
1 カメラの仕組み 1-1 一眼レフカメラの仕組み
1-2 カメラの仕組みと特徴
2 レンズの仕組み 2-1 結像/2-2 焦点
2-3 レンズの明るさ/2-4 F値
2-5 許容錯乱円とボケ/2-6 収差
2-7 画角
2-8 さまざまなレンズ
3 露光の仕組み 3-1 適正露出
3-2 絞り
3-3 シャッター
3-4 ISO感度
3-5 EV値
3-6 露出計の読み取り方
3-7 カメラの測光
4 フォーカシングコントロール 4-1 焦点調節
4-2 F値による被写界深度の変化
4-3 焦点距離による被写界深度の変化
4-4 撮影距離による被写界深度の変化
5 シャッター速度 5-1 シャッター速度の違いによる描写の変化
5-2 手ブレと被写体ブレ
5-3 手持ち撮影と三脚を用いた撮影
6 露出モード 6-1 AUTO(オート)モード/6-2 プログラムAEモード
6-3 絞り優先AEモード
6-4 シャッター速度優先AEモード
6-5 マニュアル露出モード
7 ホワイトバランス 7-1 色温度/7-2 ホワイトバランス
7-3 各種光源下での色再現
7-4 ホワイトバランスのマニュアル設定/7-5 カラーチャートによる調整
8 その他のカメラ設定 8-1 画像設定
8-2 ノイズ低減/8-3 レンズ補正
8-4 ドライブモード(レリーズモード)
8-5 AFモード
8-6 AFエリア
8-7 ストロボ
8-8 多重露出
8-9 手ブレ補正機能
8-10 ゴミ対策
9 カラーマネジメント 9-1 表色系と色空間/9-2 色域
9-3 カラーマネジメント/9-4 ICCプロファイル/9-5 ディスプレイによる違い/9-6 プリントによる違い
9-7 色の合わせ方
引用一覧
おわりに
索引
奥付

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MIC

2
大学の写真学科が教科書として使用しているということで読んでみました。知ってるところは知ってるし、知らなかったところはちょっと説明不足でわかりにくいしということで、もうちょっと詳しく書いてある方がよかったなという感じでした。2016/06/12

Daisuke Oyamada

1
案外、オレ。 写真のこと理解してるかも知れない。笑 そんなことを確認出来ました。笑 フィルムカメラは使わないので無視します。笑 ホワイトバランスは後でいじるタイプです。笑 RAW現像はデータがデカイのでしません。笑 知識は十分あるようです。 もっと素敵な写真を撮れるようになりたいものです。笑 https://190dai.com/2023/04/30/写真の教科書-大和田良勝倉崚太岸剛史木村崇志/2023/04/30

tata

1
★★★★☆実際に授業でも使われている(これから使う?)写真の教科書ということで、最近写真関係の方々の間で話題になってたので購入。カメラの種類から光の名称ほかの基礎からフィルムのネガ現像→プリント等の方法まで(焼き込みと覆い焼きは興味深かった。)カバーしている書籍だった。これは読み返して、もう少し理解していないところを埋めていきたい。2016/04/05

Y_Michiari

1
東京工芸大学芸術学部写真科の学生が実際に使用しているとの事で、撮影技法を知りたかったので購入した次第です。私の撮影主題は、航空機と夜景ですが、基本的なポートレイトなども記載されており、更に、フィムルカメラにおける現像を解説するなど、初心者から中級者へ向けた基礎固めに向いた一書です。さらに、記録としての写真ではなく、芸術作品としてどの様に哲学すべきかも書かれており、良いアドバイスとなりました。2016/03/25

Koki Miyachi

0
タイトル通り写真の教科書である。良く知っている写真の基本的解説書。ユニークなのは、デジタル主体でありながらアナログつまりフィルム写真も並列に解説していること。歴史的には繋がっているのだから、両方を理解することはとても大事だと思う。2022/11/05

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