内容説明
クライアントである十六歳の少年スバルとの許されない恋に落ちた、サイコセラピストの鮎美。
スバルの周囲で薬物を使用した不審死が連続し、鮎美は彼を守るために事件の真相を追う――。
愛だけを頼りに絶望の中を疾走する二人が辿り着いたのは、自分たちが背負う哀しすぎる過去だった。
現代のリアルをミステリアスに描いた恋愛小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
36
桜井亜美作品を久々に読む。サイコセラピストのアユミと、クライアントの16歳のスバルとの、許されざる刹那的で破滅的な恋の話。桜井亜美ワールド全開で、宗像との三角関係にハラハラ、そして切ない… この年齢になってから彼女の作品を読むと、20代の時とはまた違った見方になるな。田口ランディの解説が何だかとても良かった。2019/03/15
ロイヤルミルクティ
2
★★★☆☆2006/01/17
mami2011
1
突っ込み所は満載だけれども、あえてそこには目を瞑って、本質は二人の関連性にある。こうせざるをえなかった、を味わう作品。2009/10/13
きのぴ
0
セックス依存症の女の物語という感じ。2014/10/18
まゆこ
0
★★★☆☆2005/10/22