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内容説明
フレームワークとは、物事を考える上での枠組みを表したものです。3C、4P、SWOT、PDCAといった「ビジネス・フレームワーク」は、今や仕事をする上で不可欠な道具です。すべての問題をゼロから考えていたのでは、時間がいくらあっても足りません。「こう考えれば分かりやすい」という先人たちの知恵を使わない手はありません。――「はじめに」より抜粋――しかし、ではなぜ、フレームワークを駆使したにもかかわらず、「課題が解決しない」「結果が陳腐なものになってしまう」「却って問題が複雑になった」という事態に陥ってしまうのでしょうか。著者は「フレームワークは料理のレシピのようなもの」「食べる人の好みや環境に応じて味を加減しなければ、美味しい料理をつくることはできない」と指摘しています。失敗事例を元に、美味しい料理をつくるために必要な「実践知」を培うことで、フレームワークの「本当の活用法」が学べる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みやけん
26
★★☆☆☆この帯はズルいなぁ。SWOTも逆転の発想で使うと新しい切口が見えるかもしれない。リアルオプションでスモールスタート。フレームワークの副作用よりも使い分けを知りたかった。メシの種だから教えないのかな?ちょっと期待外れでした。2018/05/16
ジコボー
2
私もフレームワークを始めて知った時、まさに魔法の杖を手に入れた錯覚に陥ってしまいました。そして、知らない事を悪として、他者を蔑むようになってしまいます。フレームワークに限らず知識は人を高めもしますし、視野を広げてくれますが、同時に視野を窄めてしまう劇薬でもあります。本書の中にも容量用法を守って正しくお使い下さいと記述がある通り知識をひけらかすのは百害あって一理なし。フレームワークは考え方のヒントになりますが、実際に変化を起こすのは人の行動です。そして人の行動の源泉は情動やマインドセットなのだと思います。2019/11/28
yuki
2
フレームワークの限界について書いてあるが、失敗事例がもっと多かったら良かった。2017/04/02
ふろんた
1
★★★2019/10/07
すぐる
0
◎:フレームワークを知り、一度使ってみた人がぜひ読む本です。正しいフレームワークの使い方が分かります。2017/04/09