内容説明
システムのレガシー化は常に進む!移行を成功されるコツとツボ!
IT投資の大部分に費やされるシステムの運用維持コスト。このコストを削減するには、いまどきのシステム、クラウド化するのが、いちばん効果が出やすい。また、経営とITの距離がさらに縮まるなか、顧客接点をより強固にするために、新たなアプリケーション開発の必要性が高まっている。これまでに多大な投資を続けてきた既存システムをどう活用するのかも大きな課題になっている。
本書は、この既存のシステムを現状に合わせて最適化する「モダナイゼーション(近代化)」、なかでも「マイグレーション」という既存システムを再利用して新しいシステムに移行することに焦点を当て、マイグレーションの開発方法の種類やその比較、移行のコスト、システムのコンバージョン管理、プロトタイピングやテスト、移行、運用時の注意点など、陥りがちな“落とし穴”や、成功させるための効果的な方法を詳しく解説する!
目次
表紙
はじめに
目次
第1章 避けられぬ既存システムのマイグレーション
第2章 マイグレーションのための開発方法論
第3章 アプリケーション資産の棚卸しが移行コストを左右
第4章 リスクを軽減する移行性調査
第5章 コンバージョンツール選定とプロトタイピングの落とし穴
第6章 難易度が最も高いデータベースのマイグレーション
第7章 マイグレーション工数の3?5割を費やすテスト
第8章 現行システムの凍結期間は最短化する必要がある
第9章 最も手間が掛かる帳票のマイグレーション
第10章 ポストマイグレーションの保守・運用を当初から考える
第11章 マイグレーションに“終り”はない
著者プロフィール
奥付