内容説明
本書で解説するPythonは現在もっとも注目を集めているプログラミング言語のひとつです。プログラミング言語の人気度の目安となるPYPL(http://pypl.github.io/PYPL.html)では、2016年1月の時点でJavaに続いて2位に位置していることからも、その人気のほどが伺えるでしょう。その大きな理由として、Pythonがパワフルなオブジェクト指向のスクリプト言語でありながら、わかりやすく、すっきりしたプログラムを作成可能であることがあげられます。文法もシンプルで、これからプログラミングを始める方にとっても最適な言語です。現在、Pythonは、Python 2.x系からPython3.x系への移行時期にあります。Python 3.xでは、さまざま機能強化が行われ、さらに標準の文字コードがユニコードベースに変更され、日本語も容易に扱えるようになったことから、日本においてもさらなる普及が期待されるでしょう。
本書は、プログラミングの初心者を対象にしたPython 3の入門書です。変数の取り扱いから、リスト、タプルといったPython固有のデータの操作、制御構造や関数などについて具体的でかつ短いサンプルを多数提示しながら、初心者でも基礎から学んでいけるように拝領したつもりです。また、インデントでブロックを表現する点などなど、他のメジャーな言語と比べてユニークな部分も丁寧に説明しています。前半部分で基本を説明した後は、ファーストクラスオブジェクトとしての関数の活用方法、オリジナルのクラスの作成などといった多少高度な項目を丁寧に説明していきます。
目次
表紙
はじめに
本書の読み方
目次
Chapter1 Pythonプログラミングを始めるための予備知識
1.1 Pythonとはどんな言語だろう
1.2 Pythonのインストールとコマンドプロンプトの使い方(Windows編)
1.3 Pythonのインストールとターミナルの使い方(Mac/Linux編)
1.4 Pythonをインタラクティブモードで実行する
Chapter2 Pythonの基礎を学ぼう
2.1 Pythonプログラムを作成してみよう
2.2 変数の取り扱いを理解しよう
2.3 いろいろな組み込み型
2.4 モジュールをインポートしてクラスや関数を利用する
Chapter3 プログラムの流れを変えたり処理を繰り返したりする
3.1 条件判断はif文で
3.2 if文を活用する
3.3 処理を繰り返す
3.4 ループを活用する
3.5 例外の処理について
Chapter4 組み込み型の活用方法を理解しよう
4.1 文字列を活用する
4.2 リストやタプルを活用する
4.3 辞書と集合の操作
4.4 リストや辞書を生成する内包表記
Chapter5 オリジナルの関数を作成する
5.1 関数を作成してみよう
5.2 可変長引数と無名関数の取り扱い
5.3 関数を活用する
Chapter6 テキストファイルの読み書きを理解しよう
6.1 テキストファイルを読み込む
6.2 テキストファイルに文字列を書き込む
Chapter7 オリジナルのクラスを作成する
7.1 はじめてのクラス作成
7.2 オリジナルのクラスの活用テクニック
7.3 クラスを継承する
Appendix 練習問題の解答
索引
著者紹介
奥付
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YUJIRO
benjoe
Shinya Fujioka
ガソポン
pi_nika
-
- 電子書籍
- クレヨン王国109番めのドアPART2…
-
- 電子書籍
- 国土の変貌と水害 岩波新書
-
- 電子書籍
- 改訂新版 クレヨンしんちゃんの47都道…
-
- 電子書籍
- 可愛い僕のミア 天然貴族様の愛されメイ…
-
- 電子書籍
- 現代数学序説 〈2〉