内容説明
原発事故、オゾン層破壊、資源の枯渇……深刻なリスクと隣り合わせの現代社会の中で、科学技術とともに幸せな生を送るには? 「社会」という視点を欠落させてきた科学者や技術者とも、科学技術を「社会」の現象として考察してこなかった社会学者とも適切に距離を保ち、「科学社会学」という新たな知を立ち上げる。第一人者が福島原発事故に先立って公にした予想を踏まえ、豊富な具体例とともに明快に説く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ex libris 毒餃子
3
科学社会学で使われるタームに親しんでいないせいか、読み解くのに難儀した。2017/06/13
無重力蜜柑
2
「科学社会学? 科学技術社会論ではなく?」という感じで読み始めた。この辺りの言葉の使い方は人によってマチマチで、クーン以前のマートン学派の理論志向の研究を「科学社会学」と呼んだりするのは見たことがある。本書の場合はそもそも「科学技術社会論」という言葉が刊行当時の日本では一般的でなかったことが主な原因と思われる。STSの学会設立はこの本の刊行より後だったはず。内容は実証性と大胆な仮設性の同居した非常に面白いもので、理路整然とした記述の方法も相まって「社会学者って凄いんだな」と思わせるようなものだった。2021/05/26
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