内容説明
保健所などに収容された子犬たち。犬だけでなく猫もたくさん収容されます。これらの施設では責任を持って育ててくれる人たちに譲渡を斡旋しています。それでも年間53万頭もの罪のない犬猫が殺処分されているのです。こうした不幸な犬猫を一頭でも減らすために踏み出した著者の、希望を見つけるための旅。ページをひらいて、どうか一緒に歩いてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cozicozy
47
【図書館】捨てるのも、救うのも人間。彼らといつか共に暮らせる人間として、責任を持って、彼らを守れる人となる機会を得られたらと思います。偶然に、図書館で手にした本です。以前、殺処分についての本を読んだことがあります。その時も同じように、守れる人間として彼らと暮らせる事を考えました。今回も同じですが、1つの命を預かる、守るという責任を心に刻み、殺処分の動物が1匹、1頭でも少なくなることを願います。命の大切さを強く感じさせてくれた1冊との出逢いとなりました。2014/01/28
manamuse
26
犬猫の殺処分数が桁違いに多い茨城・千葉。なぜだ…。人間のエゴだと反対する人もいるけど、やはり去勢と避妊の徹底をしないことには絶対数は減らせない。野良猫にはTNR。3日間で約200匹を一律5千円で引き受ける山口武雄先生みたいな方もいる一方、自由診療故に都内では1万5千〜15万もの差。『動物愛護センター』なんて、あんた、日本人だから意味分かるだろ。保護って名前なら保護しなきゃ。愛護なら愛護しろっていうの。だけどあそこで殺してるんだからね。悪さなんか何もしてない。それが問答無用で死刑。罪状は何だ?ホントだよ…。2021/04/24
まさきち
7
本当に悲しい、知れば知るほど信じたくない。何故にこれほど愛しい彼らをモノの如く扱い、捨てることができるのか。自分もそれほど愛情深いとは思っていなかったけれど読み進むうちにそんな仕打ちに呆れ、怒りを感じ、目の前で高鼾をかいている我家の2匹のパグを最後の最後まで守り抜く、そんな決意を新たに固めさせてくれた一冊です。2013/01/07
ネオ
1
日本で毎年何十万匹もの犬猫が殺処分になっているのは知っていたが、改めて、その罪深さを思い知らされた。スペインではペットを飼うのに免許がいると本書に書いてあったが、日本でもそのくらいしてもいいと思う。2013/02/02
ミワリオ
1
私が動物愛護に目を向けるきっかけになった本。 2012/03/05
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