内容説明
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倉阪氏ならではの驚愕バカミスです。読者の思考を遙かに超えた場所に「仕掛け」られた謎とトリックが持ち味の作風が、本作ではさらにパワーアップ! ページを捲れば幻惑必至の恐るべきミステリ小説です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
52
著者のいつものアレ。舞台は八王子にある七色の館。そこを訪れる人間が次々に殺されていく…という一見ゴシック調ミステリとある意味無意味な殺人なのもいつも通り。館が実は…というのも様式美を感じさせるなあ。相変わらず仕掛けもありますが、先の作品に比べややこしさが増している点に著者の苦心の跡と先を越さねばならぬインフレ感もあって何とも言えない心地がするし。今回先の作品群と違うのはその構造かな。館がソレでなければならない理由付けがちゃんとあるし、それ故に終盤奇妙な感動すら覚えるし。とあれバカミスにして労作でした。2024/10/21
あああ
30
バカミスシリーズの今までの本が『ミステリーへの愛』なら、今作は『本への愛』でしょうか。『愛を表してる』んじゃなくて、この作品が『愛』そのものなんですよ……じゃ分かりませんよね。もっと詳しく説明すると……。う~ん、難しい。読まなきゃ分からん、このすごさ。ひとつ言えるとしたら、この本は今まで以上に凝った仕掛けである、と言うことでしょうか。ほんとすごい。本であることを逆手にとった仕掛け本なんです。なんて言うか……読後、『倉阪先生、その努力をもっと別方面に生かせばいいのに(笑)』とか切実に思うような本です(笑)2018/07/28
そうたそ
28
★★★☆☆ 年に一度のお楽しみ、倉阪さんのバカミス。芸人のネタは、時に芸術的なほど精巧なものには笑いを通り越して賞賛の拍手が贈られがちだが、本書をはじめとする倉阪さんのバカミスシリーズもそれに等しい。バカミスシリーズ七作目となる本書は、今までの集大成を思わせるぶっこみ具合。謎解きに全体の半分を割く力の入れようである。今までの作品に比べて、ストーリー自体もそれなりに読めるものになっているのが素晴らしい。それと同時に作中に仕掛けられたトリックもしっかり成立している。著者近影まで作品に取り込んじゃってるし。2014/01/29
usarlock
25
八王子にある「七色面妖館」の七つの部屋で起こる連続密室殺人。犯人はどうやって密室にいる人間を殺したのか。館主の強い想いが込められた少し寂しい一冊です。でも前半はバカミス。倉阪さんのバカミスは「三崎~」に続き2冊目だが、それに負けず劣らずなバカっぷりで楽しく読めた。この作者、バカだなーと思いながらも最後の謎解きでは嬉しくなりながら読んでしまうのはどうしてだろう…。ちなみに本書の一番の見所は著者近影です。2014/10/20
coco夏ko10角
24
すごいー。今回もすごいわ。そしてバカミスには珍しくちょっと切ないラスト。それから著者近影!2020/01/03




