内容説明
2年半前に先進医療の「陽子線治療」によって、がんを克服した著者。新たながんがついに見つかってしまう。前回の成功体験を踏まえ、陽子線を心のよりどころにするが、同じ場所には陽子線が当てられないことがわかる。絶望に打ちひしがれ、一度は「緩和ケア」を選択しようと考える。だが、医師たちのアドバイスによって、開腹手術を決断。その後「抗がん剤治療」に切り替わるが、再発がん消滅までに、いったい何が起こったのか!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
39
ガンが治ってホッとした束の間の再発。気がめげそうになりますが、医師達の努力により超完全寛解に至ります。どんな病気になっても闘う力と気力が大事と思わせる一冊です。2016/06/14
わらわら
3
「生きる力」の作者の生き方が好きです。再発と闘う「闘う力」も読みたいと思っていました。表紙がポール・ゴーギャン「我ら何処より来るや我ら何者なるや我ら何処へ去らんとするや」死を感じる時、自分がどういうことを考えるのか?興味があります。その時にはこの本をバイブルにしようと思います。2016/08/13
りょう
2
すごい意思力だと思うけど、庶民にはあり得ない医師団の支援もあったと思う。2016/05/10
おだまん
1
まさしく闘う力。命の凄さよ。2016/03/11
後ろのお兄さん
0
15冊目のがん闘病記。がん闘病記には2種類あって、本人がまだ存命か、亡くなってるか。この本は前者ですね。とは言え、「がんが消えて」から、まだ1年余りですが。陽子線治療万歳なのは、「個人の感想」だからいいですけど、エビデンスレベルがどの程度なのかは註釈入れるべきところ。ま、近藤「理論」を平気で出版するのが、出版社ってとこなんですが。2016/08/17