内容説明
東京の夜の街中で、撲殺して顔を潰すという猟奇殺人が、たてつづけに発生した。死体の手には、白い鳩のバッジが……。それは3年前に箱根の山中で起きた殺人事件と酷似していた。地道な捜査で知られる警視庁捜査1課の南部平蔵班が、2つの事件をつなぐ糸を手繰った先に見出した、意外な犯人の姿とは
目次
プロローグ
第一章 尾行者
第二章 新たな犠牲者
第三章 白い鳩
第四章 幻惑
第五章 足取り
第六章 女と男
エピローグ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨーコ・オクダ
20
鳥羽センセって、時代小説の人やと決めつけていたのでビックリ!こういうのんも書かはるのね。殺害した上で、相手の顔をめちゃくちゃに潰して放置する…という事件が都内で発生。その後、マークしていた容疑者も同様に殺され、捜査が振り出しに戻ると思いきや、3年前に箱根で起きた類似事件と繋がる線が見えてきて…。ストーリーの繋がりがとってもキレイ。終盤でどんでん返しもあるんやけど、前半に分かりやすい仕掛けをしてくれてるので、裏表紙の煽り文にあるような「意外な犯人」には成りきれず(苦笑)読者にやさしい推理小説。2018/05/04
シ也
5
十津川班の面々よりキャラが薄いなぁ...というのが印象。二時間サスペンス向きだなぁと思ったらとっくにドラマ化されてた笑。班長役の村上さんの演技が渋くてドラマの方が好きかも
とくま
2
●昔の刑事小説って感じ。主人公が普通すぎる。2019/01/29
悠遠
2
もうちょっと個性的な刑事さん達を想像していたが…結局、南平さんと富井さんの二人ぐらいしか覚えられなかったなー。2012/02/07
bondo
0
時間のある方はどうぞ(☆☆)2019/10/27