内容説明
みんながアイスクリームを食べているのに一人だけ食べない子がいる時、その理由をどう考えるか。――通念や先入観による判断の誤りは、日常生活のみならず報道や政治・外交などの場でも起こりうる。情報が溢れる現代において、いかにデータを読み解くか。経済摩擦、技術開発、災害・事故、医療などの諸問題について、予断を排し、「事実」の積み重ねのみによって考察したエッセイ集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
aponchan
13
題名に惹かれて手に取り読了。エッセイ集なので読みやすい。氏の作品は何冊か読んだが、丁寧に言葉が選ばれているように感じる。 機会有れば、氏の作品を読んでみたいと思う。2022/09/05
佐伯 要
1
ノンフィクションの書き手にとって、先入観を持たずに、いろんな視点から事実を積み重ねていく姿勢がいかに大切か。 細部にこだわりつつ、全体を俯瞰することで、「書くべきこと」と「捨てるべきこと」を選別していく。 柳田さんのノンフィクションに対する「基本姿勢」が書かれている一冊。2016/11/26
びぎR
1
http://blogs.yahoo.co.jp/biginnerreader/47593784.html2014/05/14
satochan
1
「物事の実像を理解するための大事な手がかりは何かといえば、それはやはり事実を見つめようとする努力だ。事実を確かめるには、複眼で見る眼が求められる。視点を裏側とか斜め上、あるいは相手の立場や海の向こうへと、柔軟に移動してみるのである」。最後の著者によるあとがきより。その方法が書いてある。1980年ぐらいのときも今も全然変わってないな。むしろこの本で危惧されてることを何も解決しなかったんだろうな、と思った。エッセイ。事実を捉えるって簡単じゃない。2013/02/28
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