新潮文庫<br> 怪物がめざめる夜

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新潮文庫
怪物がめざめる夜

  • 著者名:小林信彦【著】
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • 新潮社(2016/03発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101158327

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内容説明

〈ミスターJ〉は、放送作家の私が仲間と創りあげた架空のコラムニスト。この正体不明の男が評判を呼んだとき、私は実在の男にその役割を振りあてた。彼がこれほどの〈怪物〉に育つとは思いもよらずに。深夜放送で若者の苛立ちや鬱屈を代弁してカルト的人気をえた彼は、毒舌で大衆を扇動しつつ、攻撃の矛先を意外な方向にむけ始める……。情報化社会にひそむ恐怖を描く現代の都市伝説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょん

24
普段読んでるのとは違い、ちょっと読み慣れない作風のお話。苦手だなぁと思ってたのですが後半引き込まれる。解説は何と宮部みゆきさんで、この解説がまた分かりやすく頭にストンと入ってきたので、この本のこと好きになれました✨ちょっと時代を感じる良き1冊。2021/11/30

Syo

17
えげつない作品 単行本で2025/01/22

林 一歩

13
サイコホラーのはしりか。唐獅子株式会社の印象が強くて氏の作品は読むのを遠慮していたがどうやら読まず嫌いだったようだ。2012/04/17

GORIRA800

12
ラジオが怪物をつくってしまう話ですがこれは現代でもメディアをかえれば通用する話であります 人間によってつくられた情報の塊、それは世に出てしまうと場合によっては人間では抑えられない怪物になってしまいます 情報化社会が進んだ今、これからどんどんこーいう形のない怪物が生まれてくる現象は増えていく、これからのメディアのあり方が問われる気がした 2020/09/10

kt

8
盛り上げが足りん。 スリラーなんだからじわじわと盛り上げてほしかった。神保の過去は棚上げだし。 ドンピシャで深夜ラジオに熱狂している時代ならもっと楽しめただろう。 現代が舞台でSMSやAIなんかのギミックを用いたら面白そうだけど、私が知らないだけでそういう小説あるのかな。  全体的におっさんくさいけど、それを気にしなければサラッと読めて面白い。  2019/02/23

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