- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
「モテる人の式ってどんな式?」
「モノの壊れる場所を言い当てられる?」
「景気予測ってどうやるの?」
「数学なんて使わなくても技術者の仕事はできる」。そう思っていませんか?
でも、もし誰かが日々の仕事に直結する「数学の武器」を、厳選して分かりやすく教えてくれるとしたら…。使わない手はありません。
本書は、クルマが渋滞するメカニズムを解き明かした東大教授・西成活裕氏が、ニッポンの技術者に活用してもらいたい「使わなきゃもったいない数学の武器」をまとめたものです。
数学だって、実社会に生かしてナンボ。西成教授が企業から相談を受け、数学で解決に導いた具体事例も登場します。授業形式で進む物語とふんだんな図解で理解が進む内容。技術者でなくても中学~高校文系レベルの知識があれば、数学の「とんでもなく面白い」世界を垣間見ることができます。
「ニッポンのものづくりにパワーを!」 これこそが本書が届けたいメッセージです。
「数学って使えないしつまらない」という固定概念を打ち破り、楽しく学んで仕事に生かす。
その実現に必読の新スタイルの実用書です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
98
渋滞学の西成先生の業務の各場面における数学を利用した解決方法が述べられています。かなりレベルは高いものと思われるのですが、比較的わかりやすくかみ砕いて図や表などを用いて説明されています。ただ仕事の具体例をもう少し挙げてもらえればという気はしました。2017/08/13
まる
46
読破はしましたが、もしかして三分の二くらい理解できていないかもしれないです。文系の中では数学は好きな方だと思っていたんですが、甘かったです。微積あたりはまだしも行列でもう…途中でこの式は一体何を求めているんだっけ?となってしまいました。タイトルの指す仕事とは主にものづくり。ものづくりの現場でこうした数学が使われているというのは面白いです。2016/12/01
ちびかり
5
思ったより分かりずらいのでさらっとながした2015/09/13
やすお
4
「とんでもなく面白い」は実感するところではあるが、「仕事に役立つ」というのは少し限定的。営業職や一般事務の人にとって役立つわけではなく、機械設計など機器の設計・製造に携わる人にとっては“役立つ”というものである。数式はたくさん出てくるが、丁寧に説明しているので、数式の意味を直観的に分かるようになるのは素晴らしい。とはいえ、公式自体はある程度覚えないと、設計・製造の人にとっても、仕事に役立つまで実践活用できないのではないだろうか。2025/05/19
ゆうちぃ
4
面白いが、難しかった。この西成先生の授業は非常に楽しそう。個人的には行列を完全に忘れていて、別の本で補わねば、と焦る。曲線の西成先生定義は素晴らしい。目からウロコでした。2024/03/20