なんのために勝つのか。 - ラグビー日本代表を結束させたリーダーシップ論

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なんのために勝つのか。 - ラグビー日本代表を結束させたリーダーシップ論

  • 著者名:廣瀬俊朗
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 東洋館出版社(2016/03発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784491031682

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内容説明

高校、大学、社会人、そして日本代表のキャプテンを務めてきた著者が明かすリーダーシップ論。チームの心をひとつにするには、「なんのために勝つのか」という大義を見つけることが大切だと著者は言います。エディ・ジョーンズHCが絶賛したキャプテンシーの源、エディジャパンの4年間、さらにはW杯での躍進の裏側まで、すべてを書いた一冊。ラグビーだけではなく、あらゆるスポーツ、ビジネスでも応用できる内容であり、すべての人を勇気づける本となっています。

目次

第1章/勝つチームには大義がある
勝つチームには大義がある/
大義の下に続く三つの要素/
チームを好きになってもらう:距離を近くする:「場」をもうける
:一人ひとりに居場所を用意する/
自信を積み上げていく

第2章/進化を楽しむ
考え続ける/
自分の「強み」を突き詰める/
自分なりのスタイルを見つける/
覚悟をもつ/逃げたら、同じ壁/
相手を尊重する/
「知らない」を知る/
失敗から学ぶ/
感謝と謙虚/
準備の大切さ/
進化を楽しむ/
超一流から学ぶ/
人生で大切にしていること/
日々心がけていること

第3章/成長の道のり―幼少~社会人―
ラグビーを通じて成長する/
苦しかった高校日本代表のキャプテン/
文武両道を目指す/
大学時代の失敗から得たこと/
家族から受けた影響/
ラグビーで勝負する/
社会人の自分に立ちはだかった壁/
乗り越える―東芝キャプテン時代―/
最高の瞬間を分かち合うために/
未来への引き継ぎ

第4章/日本代表で学んだこと―エディジャパンの4年間―
日本代表の主将になる/
充実したキャプテン時代―2012年―/
ウェールズに勝つ―2013年―/
試練の3年目―2014年―/

ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろゴン

42
著者は中・高校・大・社会人・高校日本代表・日本代表と全てのカテゴリーで主将を務めた稀有な経歴を持つ人物。そんな彼のラグビーを通した目標達成の為の指南本。素朴な表現で綴られているので、読みやすくすぐに読了。個人的に2015年W杯の日記がお気に入り。当時の選手側の臨場感が味わえ、興奮が抑えられない。また、出場が叶わない中で、歴史的偉業(誇張抜きにスポーツ史上最大の番狂わせ)に多いに貢献した姿勢に心が震えた。引退後は別の挑戦したいとの事なので今後の彼の活躍に期待したい。 …でも、役者をやるとは思わなかった😅2019/09/20

なるみ(旧Narumi)

31
池井戸さん原作「ノーサイド・ゲーム」ドラマにご出演されていたのをきっかけに廣瀬さんを知りました。サワコの朝にも出られていたので著書を読んでみたところ…面白いし、とっても勉強になりました。「リーダーは拙くてもいいから自分の言葉で話さなくてはいけない」等、やわらかい語り口の中に金言や気づきがたくさんあった一冊でした。2020/02/07

hiromi go!

28
勝つ事だけが目的だと、負けた時に何も残らない。自分達は何のために勝つのか?勝つための大義があれば、たとえ負けても何かを残せる。負けた時の保険を掛ける様にも聞こえますが、勝つ事の難しさに対して覚悟を決めた男にしか出来ない発想とも思います。2016/04/01

tatsuya

24
元主将でありながらW杯に一度も出場できなかった廣瀬選手。リーダーにも様々なタイプがいるが、彼は人格者タイプであろう。文武両道の体現者である。僕は学生時代にそれができなかった。これには悔いがあるので、今後のテーマにしたいと思った。なんのために勝つのか?に対しては、「大義を実現するため」と結論付けている。この大事な部分があっさりとしか書かれていないので、もう少し詳しく掘り下げてほしかった。2017/03/12

謙信公

20
つい最近まで彼の存在を知らなかった。五郎丸氏の著書に彼の名はあったが、「浜畑」と「2019WC」でようやく名前と顔が一致した。中・高・大・社会人とあらゆるチームで主将を務め、日本代表最高の主将と言われるも、2015WCでは出場機会がなかった。冒頭の「正直、悔しい」が本音だろう。主将を外されても裏方としての努力に感銘を受けた。「ファンを幸せにできる喜び」「新しい歴史を築いていく楽しさ」「憧れの存在になる」大義実現のためには勝たねばならぬ。WCという大舞台で勝ち、大義は現実のものとなった。著者の存在は大きい。2020/04/21

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