内容説明
東日本大震災から四年が経ち、依然として私たちにはさまざまな問題が突きつけられています。どこまでも自分の思いに立ち、自身を是としてしか世界を見ることができない私たちに、本書は『歎異抄』が示す視座にたち世界を見つめることが示されています。
著者は「自身に出会う場所が人生」と語ります。また『歎異抄』第十三章「さるべき業縁のもよおせば、いかなるふるまいもすべし」という人間の本質をあきらかにした言葉を引き、私の思いを超えた出来事を、本願に呼びかけられることにより、すべて私のこととして受け止め、自分自身に本当に出会っていくことが大切であると綴っています。
想定外な出来事にうろたえ、自分を自分として受け止めきることができない私たちだからこそ、ぜひ読みたい一冊です。
-
- 電子書籍
- 余命一年と宣告された僕が、余命半年の君…
-
- 電子書籍
- 怒った聖女は一人で魔王を倒したい(コミ…
-
- 電子書籍
- 終電の神様 実業之日本社文庫
-
- 電子書籍
- 理化小試 科学教育古典双書
-
- 電子書籍
- C0DE:BREAKER(9)