ITロードマップ 2016年版―情報通信技術は5年後こう変わる!

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ITロードマップ 2016年版―情報通信技術は5年後こう変わる!

  • ISBN:9784492581070

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内容説明

人工知能、IoT(Internet of Things)、APIエコノミー、FinTech、デジタル・マーケティング……

ビジネス・経済・社会のしくみを変える技術トレンドを徹底予測 

2015年は、IoT(Internet of Things)や人工知能、ロボット、さらにはFinTechといった技術が話題となった。
特に人工知能は、この2、3年のIT業界における大きなトレンドとなっているビッグデータの処理や分析を効率よく行い、
人間の意思決定を支援してくれる技術として、やや過剰ともいえるほど期待が高まっている。
また、ファイナンスとテクノロジーを組み合わせた造語であるFinTechも「金融業界に革命を起こす可能性がある」として、
期待と不安から急速に関心が高まっている。

本書は、ITをビジネスに活用する企業の経営者や企画部門の方、実際にITの開発や運用に携わる方々に対して、
2016年以降のIT利活用のナビゲーションとなるべく、以下のような構成としている。

■第1章 「ITロードマップとは」
 ITロードマップの概要を紹介するとともに、前作の簡単なサマリを記した。
また、「2030年のIT」として、2030年に向けての技術動向および企業に対する影響についても解説している。

■第2章 「5年後の重要技術」
 5年先までの間にビジネスや社会に広く普及し、さまざまな影響を及ぼすと考えられるITとして「人工知能」「IoT」「APIエコノミー」等の技術トレンドについて紹介した。また、関連するトピックスとして、「パーソナルロボット」「IoTのセキュリティ」「ハッカソン」等をコラム形式で取り上げている。

■第3章 「複合的なITの活用による新サービスの可能性」
 技術の観点からの切り口ではなく、特定業界と関係が深いテーマを扱っている。具体的には、金融業界と関係の深い「FinTech」、流通小売業界と関係の深い「リテールTech」、広告業界と関係の深い「デジタル・マーケティング」を取り上げた。
 また、FinTechの中で特に注目を集めている「ロボ・アドバイザー」と「ブロックチェーン」については、やや長めのコラムとして、解説を加えている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たいそ

4
人工知能、IoT、ウェアラブル、カスタマー・エクスペリエンス、API・エコノミー、デジタル・マーケティングといった個々の技術のつながりがよくわかった。ところで、2016年版は「情報技術マップ」がまるまる削除されていたためか、印象が違った(技術を利用する側寄りになった?)。発行時期も例年より遅かったし、どうしたんだろう? 2016/07/18

Bill

4
ITトレンドを網羅的に簡潔に説明されていて、自分には非常に分かりやすかった。ただ、将来予測はもう少しマクロ的な視点も踏まえ 一歩踏み込んだ分析が欲しかった。2016/04/05

malms

2
科学の進化が益々進む中、半導体微細化が止まる一方でカスタマードリブンによる早いイノベーションの重要性が増している。人工知能、IoTなど世の中のデジタル化の流れを一望できて興味深かった。2017/07/20

2
2014、2015年を読んである程度は理解できているものの、変化が激しいITについて行くのは専門家でない自分には非常に厳しい。オンプレミス、ジャイロセンサー、パブリック・クラウドなどはわからなかった。係り受け解析やベイズ統計は自分としてはしっかり仕事に生かしたい。IoTを使った事業や金融系多いイメージである。2016/03/26

siro

1
音声認識、画像認識、自然言語処理の後はウェアラブルとセンサーの連動?2016/10/21

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