内容説明
「リズム感」の源泉を多方面から解き明かし、黒人的なリズム感を体得!!
リズム感の違いはどこから生まれるのか? 黒人ミュージシャンのような、“うねり”のあるリズム感を獲得するにはどうすればいいのか? ビートとリズムの関係とは? そんな疑問に真っ向勝負で取り組んだのが本書です。
ビートを細分化していく従来のリズム・トレーニングは、正確なタイミングでの発音は可能になりますが、独特の“硬い”演奏になってしまい、黒人ミュージシャンのリズムからは遠ざかってしまうことがあります。それをふまえ、本書では「リズム感」の秘密を、日常的に行なっている身体の動作や、言語の違いなどから解き明かし、演奏技術ではなく「リズム感」そのものをトレーニングしていきます。
本書を読んで主旨を理解し、WEBからダウンロードできる音源を使ってトレーニングをすれば、大きなビートを感じながら細かい音符まで捉えて“リズムのある”演奏ができるようになり、読譜力も飛躍的に向上するでしょう!
*この電子書籍に対応した全音源は、リットーミュージックのウェブサイト(http://www.rittor-music.co.jp/e/furoku/)から無料ダウンロードできます。
目次
■第1章 生命リズムと機械リズム
■第2章 運動神経とリズム感
■第3章 リズムをめぐる思想
■第4章 言語とリズム
■第5章 リズムの読み方/感じ方
■第6章 CD対応リズム感トレーニング
■第7章 聴いておきたいミュージシャン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タツ
3
洋楽を聴くなら知っておいた方が良いリズムに関する本。 日本人には馴染みが無いアフタービートについて長々と書かれている。 数年前に購入し、ある程度は読んだが、実践となるとなかなか難しいと感じる。
Kazuo Tojo
3
人種や言語の由来などなるほどと思うところはあるのだが、音楽的なレベルは、自分はかなり程遠い。7章の聴いておきたいミュージャンは知っているアーチストが登場して身近に感じた。CDを聴いたが正直、ちんぷんかんぷん。2020/05/19
よぞ
2
ひたすら冗長です。関係ないうんちく話がこれでもかこれでもかと続く。自分が思っていることを全部わかってもらわないと気が済まないかのようなウザさが全開です。古い言葉ですがおしゃべりクソ野郎っていう言葉がピッタリ来るような内容だと思いました。2018/06/06
Ukulele Kazu
2
目から鱗。体の使い方から変えないとグルーブが出ない。メトロームだけに頼る練習はダメ。走っても、もたってもグルーブしていればいい。タップの踏み方。練習の仕方。グルーブを身につけるのは一年楽器を弾かないで徹底的に聴き、体を動かすことがベスト。一億回聴け!だけど人生には限りがあるので千回は。一小節を徹底的にコピーしろ。等いろいろ勉強になりました。もう一回読まないとわからないところあり再読中。2015/11/10
Eiichi
2
リズム感から何を連想するだろうか。せいぜい、音楽、ダンスなどではないだろうか。僕は言葉のリズム感に興味があって購入。しかし、多角的にリズム感を論じている。もはや論文。読みごたえがありすぎる。2015/01/04
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