内容説明
今や親が残してくれた空き家は国民的問題。
国は空き家対策特別措置法を施行。
今までは、空き家であっても建物が建っていれば、どんなに荒廃していても固定資産税の軽減が受けられましたが、税制改正後は、改正前の約6倍を収めなくてはならない可能性も出てきました。
もはや、空き家のまま放置しておくことは、損を招く事態になることが明らかです。
今までは親の家をたたむことに躊躇していた人も、今後どうするかを真剣に考えるべきときです!
本書では、親の家をたたむにあたっての有効活用法・実践基礎知識をご紹介。 将来、親の家が空き家になる可能性のある人たちにも、今から打っておきたい手立てを解説いたします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
それいゆ
72
私は親から相続した住んでもいない家屋と宅地に固定資産税を払い続けています。家を取り壊して更地にすれば、固定資産税が6倍になるので、そのままにしています。先月上陸した台風でトタン屋根が一部飛ばされましたが、放置しています。天気の日は窓を開けて風を通していますが、だんだん傷みがひどくなっており、住めないので貸すこともできません。いかに有効活用をするか、更地にして土地を売ってしまうか、悩んでいるところです。2015/09/02
さーふアザラシ
3
先々のことを考えておく必要がある。家を維持するにはお金や人手がかかる。住まない家はダメになる。自治体によると高い税金を課すところもある。2021/12/04
piro5
3
他人事ではない。2015/08/17
エドバーグ
1
空き家は、できるだけ早く売却すべき、とのご指南。2016/09/17
5〇5
1
20年後には3軒に1軒が空家になると言われています。この空家問題は、対応を先延ばしにしても状況は良くならないことを改めて痛感しました。実家をどうするかは、将来のことを考慮して、冷静、かつ合理的に判断すること。そして出来るだけ早い段階で対応を開始すること。この重要性を説きます。「備えあれば憂いなし」ということですかね。2015/12/27
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