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内容説明
信用できる精神科を探すには一体どうしたらよいのか。日々多くの患者を診察する現役医師が良い精神科を選ぶ方法を語り「精神科は怖い、信用できない」という不安や誤解を解く。
病名を言わない医師、どんどんクスリを増やしていく医師、とにかく入院を進める医師…。
一体彼らは良心のある精神科医なのだろうか。ネット時代の今、たいていのものはネットで検索すれば情報が得られるが、精神科選びは例外。質の悪い医療を行っているのに患者の多い精神科は星の数ほどあるという。
予約からクリニックの立地、初診や再診など、それぞれのシチュエーションで何をどうチェックすべきかを解説。精神科受診の前に必ず読んでおきたい1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コージー
19
★★★★☆ゲイの精神科医でメディアの注目を集めた著者。この本は、現役の精神科医の立場から、精神科医の選び方・つきあい方をまとめたもの。「病院の探し方」「初診時の注意点」「薬と医師とのかかわり方」など、心の病気の治療を検討しはじめたばかりで不安を感じている方の味方となってくれるでしょう。【印象的な言葉】基本は「1ジャンル1剤」でスタートするのが原則です。抗うつ薬、抗精神病薬は3剤まで、睡眠薬、抗不安薬は2剤までです。2019/08/16
もちもちかめ
11
内容よりもTommy先生の本だから図書館にて。いつもツイッターでお世話になっています。分かりやすく読みやすかったです。2020/11/22
鬱蒼
1
巻末の「精神科で処方される代表的な薬」一覧が個人的には非常に助かります。医師や薬剤師が薬について話す際は薬の先発薬品名・製品名ですが、お薬手帳や薬のパッケージ自体の表記はGE(後発)・成分名であることが多く、自分が服用する薬について理解し把握することが一般の人には困難だからです。2020/09/08
ちゅう
1
非常に為になる内容でした。ただ「まれにこういう良くない医者もいる」という書き方でしたが、自身の経験や近しい人から聞いた医者の話を当てはめると半分くらいは良くない医者でしたね。個人的に薬物療法より精神療法が好きなので、その部分も少し考え方が違いました。とはいえ薬物が主役としつつも対話の重要性も説かれていましたし、何よりも現役医師が医師の立場から良い医者・悪い医者を事例をもとに分かりやすく書いてくれているのは非常にありがたいです。図書館にも置いてありましたので、興味のある方は是非。2019/09/17