―<br> 面白ければなんでもあり 発行累計6000万部――とある編集の仕事目録

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面白ければなんでもあり 発行累計6000万部――とある編集の仕事目録

  • 著者名:三木一馬(OOS)【著者】/abec【イラスト】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • KADOKAWA(2016/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048657150

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内容説明

『とある魔術の禁書目録』、『ソードアート・オンライン』、『灼眼のシャナ』、『魔法科高校の劣等生』、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』――電撃文庫の大ヒットタイトルを次々生み出してきた編集者・三木一馬。その裏に隠された秘密『どうしてこの作品は面白いのか』『なぜ作品はヒットするのか』『担当作が売れなかったときの向き合い方』をはじめ、『失敗してしまった仕事への取り組み方』『激務にどう向き合い、どう考え方を変えていったのか』に至るまで、『面白ければなんでもあり』を元にした『発想が広がる仕事術』。最弱で最強の働き方のすべてが綴られた一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

39
とある魔術の禁書目録、ソードアート・オンライン、灼眼のシャナ、魔法科高校の劣等生など、電撃文庫の大ヒットタイトルを生み出してきた編集者・三木一馬さんの考え方が綴られたお仕事本。これまで担当した作品・作家さんのエピソードを交えつつ、著者さんの面白い本を作るための考え方や姿勢を語った内容で、いいものを作るためにできることはないか、突き詰めていく情熱が感じられた一冊でした。何事も突き抜けるにはこれくらいやらないといけないんでしょうね。中でも鎌池伝説はほんとかよと思うくらいで、ちょっとおかしいと思いました(苦笑)2015/12/21

トラシショウ。

31
積読消化。累計6500万部の電撃文庫タイトルを売り上げた編集者による、物語創作のいろは、ライトノベル製作のメソッド、これまでの来歴をふりかえる苦労や裏話に加え、「明るく楽しく生きる」と言う自身のライフスタイルにまで言及する、まぁ一般的なカテゴライズをするなら新書によく在りそうな仕事論についての書籍。「面白くない作品は存在しない」「人生と作品は加点法で判断した方が良い」「ネットでのエゴサーチは創作者の為にならない」等、編集叩き上げの独自の理論、思想が色濃く、合わない人もいるだろう(以下コメ欄に余談)。2016/03/26

giant★killing

30
内容は『禁書』『AW』『SAO』『俺妹』等、数々のヒット作品の担当編集を務めた電撃文庫編集部編集長三木一馬の働き方、考え方が綴られた一冊。とりあえず、鎌池和馬伝説がヤバすぎて吹いたw ただ、日々の通常業務ですら激務なのに、『AW』の『ニューロリンカー』の設定をより深く知るために、当時まだウェブ小説だった『SAO』(電撃文庫約十六巻分)を一週間で読み切ってしまう三木さんも十分頭オカシイw(褒め言葉)。流石に、三木さんや紹介されている個性的な作家の先生方のような情熱や執念を自分は真似できないでしょうね…。→2016/02/26

わたー

28
★★★★★面白かった。電撃文庫の名物編集長、三木一馬氏の処女作。氏は元々、メディアへの露出が多い人物ではあったが、まさか本までだすとは…内容としては、自身が担当した大人気電撃文庫シリーズの、製作秘話的な裏話を交えた、彼の仕事に対するメソッドが書かれていた。ラノベ読者はもとより、作家志望、編集志望の人が読んでも面白い内容だったと思う。取り上げられる作品は既読のものばかりだったので興味深かった。特に印象的だったのは、鎌池和馬伝説と三木botのくだり。鎌池和馬伝説の方は、もっと紹介してくれてもいいんですよ。2015/12/18

sibasiba

26
電撃文庫の名物編集者による創作と仕事に関する本。「家訓」「想定読者」「トレンド」などの創作理論も面白かったがやはり作品裏話が楽しい。「SAO」の某キャラの巨乳設定が文庫化で付け足されたとか鎌池伝説の「原稿は頭に全部入ってるんで」は手塚先生のエピソードかよ!と突っ込んでしまった。「劣等生」は確かにこの本前半で提示したルールから完全に逸脱した作品。小説がメディアミックスの一次作品として情報量の増加という点で優れているという発想は眼から鱗だった。数々の失敗例から映像化にはどうしても冷めた目で見てしまうので。2016/01/25

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